2013-01-01から1年間の記事一覧

ルールを持っている人間は信用できるし、好感度も高くなる。

「好感度UPの法則」齋藤孝著より。 一般に信用がおけると思う人は、意外に不器用だったりする。そんな人は調子よく自分の都合を優先したりしなかったりする。だから、不器用なのかもしれないが。 ここでは自分なりのルールを持つこともいいと、提案してい…

好きなことの世界に、競争はない・・・

「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。 好きなことをしている人には、競争がないという。そして、競争がないから、嫉妬もないようだ。足の引っ張り合いもないのはいいことだ。 どうせ競争するなら、大きい競争をするべきだともいう。ちまちまし…

ブランドが「好感度」のカタマリ・・・

「好感度UPの法則」齋藤孝著より。 日本ではブランド信仰が強いらしい。たとえば、C.ディオールやルイ・ヴィトンなどの有名ブランドを持っているLVMHグループの売上比率では、アメリカが二割強、フランスは一割以下なのに対して日本は三割以上を占め…

八分目の信頼関係を心がける。

「1行の成功法則」竹村健一著より。 多くの人と信頼関係が結べれば、それだけ人生が豊かになるというが、確かにそう思える。まあ、そんな信頼関係を作り上げるにもかなりの努力が必要と思われる。 いったん信頼関係ができたといっても、それを継続していくの…

好きなことは、うまくいかなくても楽しい。

「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。 この本のサブタイトルには、“失敗しても、楽しくなる32の方法”とあった。できれば、少しでも楽しい時間を過ごしたいと思うのは当然だ。でも、しばしばそんなことは忘れがちなことでもあるな。 そして、あ…

“運がよかったのは、他人のおかげ”というルール。

「1行の成功法則」竹村健一著より。 たまに、うまくいくことが続くことがある。そんな時は、すべて自分の実力で成功していると思いがちだ。 まあ、何割かは自分の実力もあったのだろうが、実際は周囲の人の協力や時の運によるところが大きいようだ。 周囲の…

芸術は教えられるものではない。

「岡本太郎の仕事論」平野暁臣著より。 芸術といっただけで、なんだか特別のことのように思ってしまう人が多いようだが、別にそんなものでもなかった。岡本太郎は、、芸術なんて道ばたの石ころと同じだとも言い切っている。 むずかしいとか、わからないなど…

センスとは、「偶然に気づけるセンサー」だ。

「なぜあの人には、センスがあるのか。」中谷彰宏著より。 しばしば、偶然だと思うよなことは経験しているが、それに気づかないことも多い。それが何度も続けば必然だとも言えるようだ。 どこかで出会っていたことを思い出せれば、それもセンスとも言えるの…

意識的にさまざまな可能性を考えるようにすることで、頭は柔軟になる

「1行の成功法則」竹村健一著より。 まずはじめに竹村氏自身のことが述べられていた。氏は若い頃から、腰の落ち着かない性格で、仕事でもいろいろ挑戦しては、中途半端で終わったことも多いと振り返っていた。 しかし、性格はそうそう簡単に変えられるもの…

人生、即、芸術。絵を描く行為が芸術なのではない。

「岡本太郎の仕事論」平野暁臣著より。 別のページにも似たような表現があった。「芸術は技巧や形式ではなく、自分が自分自身になるための手段だ」と。 岡本太郎にとって、単に絵画や工芸や何らかの制作物があるからといって、それは芸術とイコールではなか…

日常生活で、どれだけ感動が得られるか・・・

「なぜあの人には、センスがあるのか。」中谷彰宏著より。 ここでの日常生活とは、普通に学校に行ったり、仕事をしたりしている平日のことをさしていた。リゾート施設や旅行に行けば楽しいのは当たり前だが、それだけではつまらない。 むしろ、特別なところ…

役に立たないのは「評論家上司」と「友だち上司」。

「柳井正の希望を持とう」柳井正著より。 どちらもあまり聞き慣れない表現だったので気になった次第。評論家と聞いただけであまりいい印象はない。このような人は建前ばかり言って、部下の評価ばかりに熱中するようだ。 たとえば、こんなことでは組織が活性…

センスのある人は、毎日いろいろなメリハリがあります。

「なぜあの人には、センスがあるのか」中谷彰宏著より。 つまり、毎日それなりに、ちなんだことができるということだった。たとえば、記念日が、誕生日とクリスマスとバレンタインデーだけだったら、暮らしに弾力性がないという。 そういえば、かつて「サラ…

お客様は売り手よりも賢い。売り手の逡巡などたちまち見抜いてしまう

「柳井正の希望を持とう」柳井正著より。 まずはユニクロで、ヒットした商品の共通点を考えると二つあるという。デザイン、素材、色・・・などは関係がないらしい。 まず第一は、これまでにはなかった商品だった。あったとしても、性質、価格が高くて一般の…

ほとんどの人は、「自分の意見」など持っていない。

「他人を動かす質問」内藤誼人著より。 たまたま前日は「いい質問は、人を動かす」(中谷彰宏著)からのフレーズをとりあげていたが、この本のタイトルもよく似ていることに気づいた。 普段からよほど関心がなければ、自分の意見、感想、主張などは持ってい…

質問こそがコミュニケーション。

「いい質問は、人を動かす」中谷彰宏著より。 これは小テーマのタイトルだった。その1行目には「答えることより、相手に質問してあげることが本当のコミュニケーション・・・」とあった。 確かに、適切な質問をしようと思えば、そうそう簡単ではないかもしれ…

解決できないことを悩んでいても時間はもったいない。

「柳井正の希望を持とう」柳井正著より。 自分の本に自分の名前を入れてしまうというのもすごい。それだけ人とは違う自分が考える希望があるという意味が込められているのかもしれない。 筆者は、「悩みや不安を持っていない人は地球上に一人もいない」とい…

実業の世界は信用が第一なのだから『論語』の精神は絶対に通用する。

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。 このように考えていたのは渋沢栄一だった。しかも引退後の彼の人生も一貫して論語の精神に貫かれていたという。 齋藤氏はこのように「精神の骨格と言えるものを何か一つ持つ」というのも、人生のギアチェンジをスムーズ…

インタビューは「会話」。

「聞く力」阿川佐和子著より。 この本は昨年のミリオンセラーだったので、読んだ人も多いことだろう。私はベストセラー本はほとんど読まないが、たまたま定価800円の本がブックオフで250円で売られていたので買ってみた次第。 初版は平成24年1月で、この本は…

「いかに芸術になるか」を目指すと、直感を磨ける。

「直感人VS.計算人」中谷彰宏著より。 計算人が目ざすのは、たとえば「点数を取ること」「勝つこと」「売れること」で、それはスポーツの域を超えていないことだという。 面白い見方があるものだと思ってしまう。しかし、逆にどうやったら芸術になるだろ…

忙しいと思わせることは「暇」を生み出すことにつながる。

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。 これは筆者自身の経験からいえることのようだ。いつも多忙だと思われているおかげで、毎日意外なほど「暇な時間」=自由になる時間を持てているという。 これはちょっと驚きだった。しかし、それだけ効率よく仕事ができ…

「本当においしいものを食べたけりゃ、そのお店の常連にならなきゃだ

「大人の作法」山本益博著より。 これは山本さんがある老舗寿司店の親方(山本さんにとっての師匠)から口ぐせのように言われていたことだった。 まずは気に入ったお店を見つける、そしてそこに通って常連になることが大事だった。その方が、うまいものを探…

「感動する脳」というのは鍛えれば鍛えるほどグレード・アップしてい

「感動する脳」茂木健一郎著より。 このグレード・アップには限界というものがないらしい。お腹の場合は、たくさん食べれば一杯になってしまって、目の前にいくら美味しそうなものがあっても、食べられない。 しかし、脳はいくらでも入れることができると言…

時間を管理することで、自分の人生をデザインする・・・

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。 まさにこれがこの本のテーマではないだろうかと思った次第。人生はいつ終わるかわからないが、その曖昧な時間をどう管理するかで人生の質も変わってくるのだろう。 今何に時間を投資したらいいのかは、常に考えておく必…

若さとは変化するということ・・・

「感動する脳」茂木健一郎著より。 そのあとには、次のようにつづいていた。「決して年齢の問題ではありません」と。第三章のテーマは「感動は脳を進化させる」となっていた。つまり脳を進化させるには感動することが効果があるということだろう。 いずれに…

地味な仕事にほど、アイデアを出そう。

「直感人VS.計算人」中谷彰宏著より。 このタイトルの前には、“ますます差がつく”とあり、下の方には“即断して成功する50の方法”とあった。そもそも、人間は2とおりに分けられると筆者は語っていた。 それが計算人と直感人だった。学校での優等生は、計…

つねに「今の自分」を乗り越えていく・・・

「自己プロデュース力」齋藤孝著より。 「自己プロデュース力」とはあまり聞き慣れない言葉だった。筆者の造語だろう。この本のサブタイトルには“自分を演出できる人は成功する”とあった。 つまりそのためには、自己をプロデュースすることが効果的だという…

知識だけでは感動は生まれません。

「感動する脳」茂木健一郎著より。 この第二章のタイトルは「意欲が脳を刺激する」となっていた。茂木氏は、知識を身につけた上で、それを使うことで感動は生まれると述べていた。 確かに単に知識を得たからと言って、それだけでは前に進むことはないだろう…

タイトルで「おや?」を誘う。

『一瞬で伝える「わかりやすさ」の技術』齋藤孝著より。 まず、私たちが本屋で漠然と本を眺めていて本を手に取るときは、やはりタイトルが気になるものが多い。だから、作家や編集者はタイトルを工夫するのだろう。 また、内容は時には「おや?」とか「なる…

子供のときからいろいろ覚えてきたネタが全部で145本ある・・・

「落語家はなぜ噺を忘れないのか」柳家花緑著より。 花緑は五代目小さんの孫として有名だが、実力も伴っているのがすごい。戦後最年少の22歳で真打に昇進していた。 この本も読みやすくてすらすらと読んでしまった。やはり実力のある落語家は書いたもので…