2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「舞台は現金収入と同じ。こちらが何か言うと笑いで返ってくる。」

「産経新聞」2006.11.26付けより。 コメディアンのすわ親治(54)の言葉だった。彼は舞台にこだわりたいという。それは、スタジオと違ってお客の反応がすぐに感じられるからだった。“何か言う”とは、演技の全てを指していると思われる。面白ければ笑ってくれ…

休むのではなく、他のことをすることがリフレッシュになる。

「ゴールデン・ミニッツ」2006.11.26発行より。 これは、筒井康隆のインタビューのなかで目にしたフレーズ。彼自身作家と同時に役者もしている。もう25年ほど前には彼の舞台を観た覚えがある。(内容はすっかり忘れてしまったが。) 「作家は独り、役者は集…

まるで動物たちが、樹木の戦略により手玉に取られているようだ・・・

「産経新聞」2006.11.27付けより。 “産経抄”というコーナーで目に付いたフレーズ。ここでは、まずどんぐりについて述べられていた。どんぐりとは、ブナ科の木の実の総称であった。「どんぐりの背競べ」という言葉を思い起こさせる。しかし、一見すると似たよ…

自分がアイデアの種・・・薬品をもっていると、・・・

「R25」2006.11.22号より。 この後には「〜違うジャンルの人と一緒になったときに化学変化が起きるんですよ」と述べている。これは、ひところ流行った異業種交流会を思い出させるフレーズでもあった。 “ブレイク・スルー・ポイント”のコーナーで放送作家の小…

今お金を使えば、何か新しいモノに出会うチャンスがある。

「自分のためにもっとお金を使おう」中谷彰宏著より。 たとえ、ある程度のお金があっても使わないでただ貯めておくだけではほとんど変化は起きない。ある意味生きたお金の使い方にはなっていないことになる。 もし手元のお金を使えば、それだけ楽しみや感動…

勤労に感謝し、心労で患者にならぬようにしたいもの。

たまたま、今日は「勤労感謝の日」だったのでふと思いついたこと。 まだ若いころ、この日だけはふだん仕事をしているから、そのご褒美として一日ゆっくり遊んでいい日だ、などど勝手な理屈をつけて解釈していたものだった。 もちろん、そんなことはないだろ…

1つでもインスピレーションを得ることができれば、コミュニケーショ

「質問力」斉藤孝著より。 まず、すでに解っているはずの言葉、“インスピレーション”をウェブ上の辞書で確認してみた。「直観的なひらめきや、瞬間的に思い浮かんだ着想。霊感。」とあった。 会話をしていて、「そういえば・・・」や「それはいいアイデアか…

人生は「先生や先輩、友達に恵まれることが一番の財産」

「道化の耳」小田島雄志著より。 小田島さんはシェークスピア戯曲の翻訳者で、東大名誉教授、東京芸術劇場館長でもある。これは“孫への手紙”というところにあったもの。筆者が小学2年(7歳)の孫に宛てた内容になっているが、まるで成人した大人にも通じるよ…

年賀状は、記憶を呼び起こすとっておきのスイッチです。

「R25」2006.11.16号より。 そろそろ年賀状を書く季節になってきた。人によっては、書く前にいろいろとネタや宛名など揃えなければならないので、面倒だと思う人もいるだろう。 また師走は時間がなくて、大晦日や元旦に書くという人もいるようだ。しかし、受…

少ない努力で多くを得ようとせず、地道な努力を続けていれば・・・

「産経新聞、朝刊」2006.11.19付けより その後には「輝ける瞬間」はやってくる。」と続いている。作家の林望さんは「うまい話はないか・・・と思っている団塊世代へ」と題した部分で述べていた言葉だった。 林さん自身も団塊の世代だから同年代への人に向け…

「異質な他者」とのコミュニケーション能力。

「文藝春秋」2006.11月号より。 藤原和博さんの言葉だった。藤原さんは東京都初の「民間出身の公立中学校長」になった人でしばしば、テレビや雑誌にも登場している。また著書も何冊もあるので、私もこれまで3冊ほど読んだこともある。 これは中学受験という…

こころのマッサージでもある大切な時間・・・

先日、都内のあるデパートで開催されていた「八代亜紀絵画展」で手にしたパンフにあったあいさつ文より。 八代さんにとっては“ひとり静かにキャンバスに向かう時間”こそがこころのマッサージでもあるようだ。つまり、言葉を変えれば描くことで気持ちが癒され…

「切手」も切れない関係。

「時を駆ける美術」森村泰昌著より。 たまたま昨日、郵便について触れたので思い出したのが、上記フレーズだった。森村氏にとって美術との出会い、それは切手だったという。たしかに昔は浮世絵や絵画などを題材とした切手もあった。 私も子供のころは切手収…

ポストの郵便収集「忘レター」

「東京新聞、朝刊」2206.11.15付けより。 この見出しをみて、座布団一枚!と思ってしまった。その前に見た朝日新聞の記事では「郵便ポスト収集忘れ25日」となっていたからだ。 スポーツ新聞ならかなり派手な見出しは当たり前になっている。しかし、一般紙…

人間は能率のために生きているのではないのです。

「朝日新聞、朝刊」2006.11.14付けより。 “朝日求人”というコーナーで編み物の専門家広瀬光治さんが述べていたこと。数年前、何となくNHKテレビ番組「おしゃれ工房」で広瀬さんのニットの手編み何度か観たことがある。べつに私自身は編み物に関心があるわけ…

質問は網だ。しっかり作っておけば、いい魚がとれる。

「質問力」斉藤孝著より。 質問の良し悪しの質によって得られる答えも変わってくる。もし、つまらない質問ばかり繰り返していたら、時間の無駄だと思われ嫌われるかもしれない。いいコミュニケーションは、お互いにいい質問ができることも条件に思える。 ス…

有名なものには、キャッチフレーズがつきまとう。

「時を駆ける美術」森村泰昌著より。 この本は美術について述べられてはいるが、一般的な教科書的なものとは全く異なっている。ふだん着の言葉で書かれているので読みやすくしかも面白い。 だから、上記のフレーズなどが出てきてしまう。そして次のように続…

とにかく使えるものを捨てることには今でも罪の意識を覚える。

「朝日新聞、土曜版」2006.11.11付けより。 これはある中国人ジャーナリストが、新居に引っ越した時に感じたことだった。古い家電製品や家具が不用になった際にはちょっと悩むことではないだろうか。そんな時タダでも引き取ってもらえる人がいればありがたい…

「紙の辞書」が、生き残りを模索している。

「産経新聞」2006.11.10付けより。 デジタル化の波は辞書にまで及んできてている。ほんの10年前前までは辞書と言えば紙の分厚い辞書が当たり前だった。ところが、パソコンが普及したり電子辞書が当たり前になってくると、それにつれて目の前からかつてなじん…

遊びは仕事をしているときで、仕事は遊んでいるようなものです。

「R25」2006.11.9より。 いまでも時どき、電車のなかで学生たちが「チョー(すごい!面白い!カッコイイ!)」などという言葉を耳する。しかし、それらは実に軽薄にさえ思えたりする。 ところが、この野口氏が「超〜」と言えば、本当に「超」だと納得してし…

教科書という基礎的な栄養が必要なのはわかっているんだけれど・・・

「時を駆ける美術」森村泰昌著より。 一般的に学校の教科書というのは実に退屈なものだ。それはまたスポーツをする際の準備運動の味気なさともちょっと似ているかもしれない。しかし、森村氏はやはり精神の基礎体力を育てるには(教科書も)必要であるという…

自由の目、道化の目・・・

「日経新聞」2006.10.25付けより。 これは小田島雄志さんの言っていた言葉だ。先月新聞で目にしたら何故か気になっていた。小田島さんといえばシェークスピア戯曲の全訳を手がけている英文学者だ。 現代は大人も子供もストレスに悩んでいる人が多い。そんな…

シンプルだからこそ、無限の可能性があるんです。

「ENGLISH JOURNAL」2006.10月号より。 ここでいうシンプルなものとは「折り紙」のことだった。使うのはたった一枚の紙。世界で最も単純なアートでもある。 折り紙作家の鳥本範(とりもとのりお)さん(58歳)はストックホルムに在住している。小学校5年生…

自分が失ったものを見ることで、自分が得たもの、持っているものに気

「ENGLISH JOURNAL」2006.10月号より。 マイケル・J・フォックス(45歳)がインタビューのなかで語っていたこと。彼自身が難病(パーキンソン病)で苦しみながらも俳優活動を継続していることは知られている。 むしろ自らも病気でありながらも、何らかの形で…

不便さがコミュニケーションを生み、便利さがコミュニケーションを殺

「PRESIDENT」2006.10.30号より。 北海道帯広市にある「北の屋台」には全国からの視察が絶えないという。それはそれだけ、大繁盛しているからだった。 その秘訣の1つに、意外にも不便さがあった。屋台の一軒の広さはわずか3坪で、そこに厨房とコの字型のカ…

100行の説明より感覚に訴えるたった一言・・・

「PRESIDENT」2006.10.30号より。 今やテレビショッピングは短時間で大量の商品を売る販売ツールともなっている。そこで、テレビショッピングの女王と呼ばれているのが吉田洋子さんだ。彼女は化粧品会社の社長でもある。 売り上げを伸ばす3つの力というのが…