2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「雑菌主義」で生きる・・・

「雑菌主義宣言!」齋藤孝著より。 実にインパクトがある題名だと思って本を手に取ってしまった。ここでいう雑菌とは、自分の身にふりかかってくる不愉快な刺激やわずらわしい事柄を指していた。それらに対して免疫をつけることが必要だという意味だった。 …

人生のシズル・カットを見つけよう。

「佐藤可士和の新しいルールづくり」佐藤可士和・齋藤孝著より。 そもそもシズルとはどんなものかよく知らない人が多いだろう。聞き手の齋藤氏も聞いたことがなかったようだ。佐藤氏によれば、焼き肉を焼いている時に「ジュージュー」という音がするが、その…

楽観的な人ほど、何をやらせてもうまくいく。

「継続は、だれも裏切らない」内藤誼人著より。 性格的に悲観的な人は、何をやらせてもすぐに諦めてしまう人が多いようだ。かつての若い頃の自分もそんな傾向があったものだ。いきなり楽観的になれといわれてもそう簡単にはいかないとも思える。 しかし、こ…

生涯の豊かさは、どれだけこの世で、「会ったか」によって図られる。

「老いの才覚」曽野綾子著より。 「会ったか」とは人のことばかりではなかった。自然、出来事、魂、精神、思想まで含まれていた。そう言われると確かに、たくさんい出会いや触れ合いがあればそれだけ人生も充実したものになりそうだ。 しかも、そのうちいい…

その価格がはたして高いのか安いのか、原価とはまったく関係がない・

「逆境こそ成功のチャンス」中谷彰宏著より。 まず、この本の目次を眺めていると、“サービス”とか“サービスマン”という言葉が何度も出てくる。なんだかこの本の題名とはちょっと違和感を感じた次第。 そしてさらに読んでいくうちに、かなり以前に読んだこと…

スタイルを関数としてとらえる。

「佐藤可士和の新しいルールづくり」佐藤可士和・齋藤孝著より。 齋藤氏はさまざまなものにはスタイルが存在するという。たとえば、自分のスタイル、会社のスタイル、商品のスタイル・・・など。そのスタイルは場合によってはコンセプトにも近いようだ。 齋…

クライアントとの打ち合わせは、自分の思考を言語化するためにやって

「佐藤可士和の新しいルールづくり」佐藤可士和・齋藤孝著より。 実際はこの二人による対談になっていて、その聞き手が齋藤氏だった。佐藤氏は相手と話して、ブレインストーミングなどでピタッとする単語や文脈がみつかると「そうだ、そうだ」と思考が言語に…