2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

消費者はもはや、企業にモノやサービスのみを求めてはいない。

「これならわかる!ドラッカー思考」枝川公一著より。 というとは、それ以外の何を求めているのだろうかと、振り返ってしまった。癒し、安心、ワクワク感、快適さ・・・なのだろうか。 ここでは、“生活を革新し、よりよい暮らしができるための知識を提供して…

学校とは、子どもの個性をすっかり剥ぎとってしまうシステムである。

「これならわかる!ドラッカー思考」枝川公一著より。 そんな考え方もあったのかと気づかせられる。確かに教室という部屋に詰め込まれ、同じことを同じように教えられる。しかもそこでは強制的に覚えこませられるのだ。 知識をきちんと覚えこんだかどうかは…

理想的な組織とは、会議のない組織である。

「図解で身につく!ドラッカーの理論」久恒啓一著より。 まず、時間のムダ使いについて触れられていた。そのなかで、ドラッカーはその要因として、外部から邪魔される場合と、自分自身でムダに使っている場合の2種類があるという。これは事実だろう。 自分自…

「人の心に焼き付いて成功したアイデアと、消え去ったアイデアの違い

「朝日新聞」土曜版2011.1.15付けより。 これは連載されている「勝間和代の人生を変える「法則」というコラムの中にあったもの。ここでの表題には「アイデアは心に届かなければ意味がない」“succes(s)の法則”とあった。 まずは、このカッコのフレーズにひか…

あえて最高のアマチュアで行きたいと思う・・・

「相鉄瓦版」2011.1月号より。 この号の特集は「ステージに魅せられて」となっていた。はじめに演出家の宮本亜門さんが“劇場という場で楽しむために”と題して書いていた。宮本さんはオープンするKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任していた。 氏はすで…

勇気は子供のころに感動した体験があれば出る・・・

「朝日新聞」2011.1.4付けより。 この日は二面にわたって、2人のインタビュー特集記事があった。建築家の安藤忠雄さんと指揮者の佐渡裕さんだった。テーマは若者よとなっていた。 若い人たちにメッセージを、と言われた安藤さんは次のように語っていた。自…

仕事を通じて、世の中に貢献しているという実感を抱くことがなにより

「これならわかる!ドラッカー思考」枝川公一著より。 いきなり“世の中に貢献”という言葉を目にすると、やや戸惑ってしまう。むしろ、自分の仕事が何か少しでも人の役に立っていればいいのかもしれない。 また行為が喜ばれた時などは嬉しく感じるものだ。そ…

知識から何かを生み出す作業は、すべてマネジメント。

「これならわかる!ドラッカー思考」枝川公一著より。 そもそもマネジメントといってもなかなか分かりにくい。一般的には企業経営だけのことかと思ってしまう。しかしこれは明らかに間違いであった。 ここには次のように書かれている。“アイデアを紡ぎだし、…

ブーム(好景気や高株価)が続いた後には必ずスキャンダルが相次ぐ。

「知の巨人ドラッカー」ピーター・F・ドラッカー著より。 2000年にはITバブルがあった。そのバブル崩壊後にはエンロン事件など企業スキャンダルが続出していた。それについて、ドラッカーの意見は次のようなものだった。 「もしエンロン事件が起きなかっ…

日本のプロ野球に入団してくる選手に、球団選択の自由はない。

「朝日新聞」2010.12.28付けより。 スポーツ面のコラムで西村欣也氏が述べていたこと。改めてそうだったのかと気づかされる。とくに“球団選択の自由がない”のは、ドラフト制度に従わねばならないからだ。ところが、そのドラフト破りを巨人がしているともいえ…