2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

不愉快な刺激は、ある種の“エサ”だと思えばいい。

「天才になる瞬間」齋藤孝著より。 この不愉快な刺激の一つの例として、「キミにはムリだ」というのがあった。しかし、齋藤氏はそれは、自分の能力を開花させるチャンスでもあるという。 これは筆者自身が「子どもを教えることはできない」「英語はムリだ」…

「発明した」より「発明する」のほうがはるかに大きな喜びである。

「ギフト〜E名言の世界」2010.9月号より。 この回のテーマは“科学”だった。上記の名言を残したのはカール・ベンツ(1844-1929)ドイツの技術者だった。ベンツ社を設立していた。現在もあの有名なブランド、メルセデスベンツのこと。 自分が以前に発明したも…

安く、おいしく、そして食べた人を元気にしてくれる・・・

「相鉄瓦版」21010.9月号より。 この号の特集は“B級グルメをほお張りたい!”だった。ということで、上記フレーズのあとの“・・・”の部分には、当然ながら「B級グルメ」が入る。 そう語っているのが、意外にも料理家の服部幸應氏だった。一流の料理家でもあ…

偶然をまきこみ、必然にしていくパワー・・・

「天才になる瞬間」齋藤孝著より。 この言葉自体になんだか強さを感じた次第。天才というと、子どもの頃はなんだか単に頭のいい人のようなイメージがあった。 ところが、後に天才と言われるような人は、学業では落ちこぼれの人も多くいた。つまりある分野で…

芸術とは、目に見えるものを複製することではない。

「ギフトE名言の世界」8月号より。 ここでのテーマは「表現」だった。このフレーズのあとには、「見えないものを見えるようにすることだ。」とあった。いくら本物らしくてもそれだけでは十分ではなかったのだ。 この名言を残したのは、パウル・クレー(1879…

減量には単に体重を落とすだけでなく、感覚を異常に鋭敏にする・・・

「スポーツマンガの身体」齋藤孝著より。 齋藤氏によれば、『巨人の星』と『あしたのジョー』はスポーツマンガの二大巨頭だという。とはいっても、最近の若い人にはほとんどなじみがないかもしれないが。 前者の原作者は梶原一騎で後者は高森朝雄だった。と…

スポーツマンガを、景気づけに読む・・・

「スポーツマンガの身体」齋藤孝著より。 この本のタイトル自体が何となくユニークに思えて手に取ってしまった。齋藤先生の専門は元々「身体論」だという。スポーツマンガには、素晴らしい身体表現がたくさん出てくると指摘していた。 そして氏は、みずから…

道楽とは、「見えないところに、お金をかける」こと。

「道楽のススメ」中谷彰宏著より。 では、「見えるところにお金をかける」のは何というかと言えば、それは見栄だった。見えるところにお金をかけるということは、人の視線を気にしているとも言えよう。 大切なのは、人にどう見えるかよりも、自分が好きか嫌…

歳をとればとるほど元気になっていく人間などどこにもいない。

「冬の花火」村上龍著より。 この当たり前なセンテンスが意外にも気になった。あえてそれを文字したことで、意外性が感じられた次第。 これは小説で、その主人にこう語らせている。「わたしはこの春で五十四歳になる。基本的に怠惰で、苦労がない人生を送っ…