道楽とは、「見えないところに、お金をかける」こと。

「道楽のススメ」中谷彰宏著より。
では、「見えるところにお金をかける」のは何というかと言えば、それは見栄だった。見えるところにお金をかけるということは、人の視線を気にしているとも言えよう。
大切なのは、人にどう見えるかよりも、自分が好きか嫌いかのほうだったのだ。基準はあくまで自分であるべきだった。見えないところにお金をかける場合は、基準は自分だけにあった。
だから、中谷氏は、本当のお金持ちは見えないところにお金をかけるために、見えるところをケチったりすることもあるという。また、氏は心のお金持ちかどうかの判断は、見えないところにお金を使っているかどうかだともいう。
見えるところも見えないところもケチってしまう自分にはなかなかその境地には達せられないな。むしろ、見えるところばかり気にしているうちはまだまだだな、と思った次第・・・
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道楽は、好きなモノとのケンカである。
「道楽のススメ」中谷彰宏著より。
ケンカの相手は、道楽ばかりではなく、仕事も遊びもそうだった。ケンカとは、つまりチャレンジする対象と言う意味でもあろう。
どれだけ一生懸命になって体当たりできるか、それはまた闘いでもあるということだった。仕事でいえば、生活のためだけに仕事をしているなら、嫌いなモノと闘っているということになり、勝ってもハッピーではないだろうという。
確かにそうかもしれない。どうせなら、好きなモノと闘ったほうが楽しめる。仕事がゲーム化できれば、一番楽しいのだろうが。
好きでやっていることなら、100%の力が発揮できるもの。しかも、その方が、結果的に勝てる確立が高まってくるという。これも何となく納得できそうだ。

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ノウハウを蓄積しなければ、どこにも到達できない。
「道楽のススメ」中谷彰宏著より。
どんなことも、いきなり上達することは不可能だろう。つまり出来るようになるためには、努力が必要になる。それは薄い紙を一枚一枚重ねていくような努力ということになる。
本のページも紙が数百枚重なってできていることをみれば、それだけの努力の蓄積が目に見えるようだ。
中谷氏によてば、その努力にも2種類あったのだ。1、ガマンしながらやる努力。2、楽しんでやる努力だった。d「努力」イコール「ガマン」ではなかった。
どんな努力も楽しんでやることによって身につくものだった。それでこそノウハウの蓄積ができたのだ。
ポイントは好きなことをやって初めてノウハウの蓄積ができるということだった。努力を楽しめるかどうか・・・

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