2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロウィンは第三のお祭り騒ぎになるか・・・

今日(10/31)はハロウィンということになっている。スーパーやデパートではそれにちなんだお菓子などが販売されいていた。そこで、ふと思ったこと。 第三とは、クリスマス、ヴァレンタインデーなどに続いてという意味で書いている。この数年でかなり日本にも…

一頃パソコンの入門書は「我こそが最も分かりやすい」ということを題

「ぐっとくる題名」ブルボン小林著より。 まず始めに余計なことから触れてみよう。私が気になったのはこの著者の名前だった。(ブルボンとくるとお菓子メーカーを連想してしまう。)いったい何者だろうと思ったりした。なかにはすでにご存知の方もいらっしゃ…

「ぐっとくる題名」

「ぐっとくる題名」ブルボン小林著より。 フレーズの前にこの本の題名がちょっと気になった。だからこそ、この新書を手にとってみる気になったのだ。本のタイトル自体に“題名”などという言葉を用いているものは見た覚えがなかった。(テレビでは「題名のない…

秘伝は伝えなければ途絶えてしまう、危うい運命にある貴重なもの。

「絶品手づくりこんにゃく」永田勝也著より。 「秘伝」というとずいぶんともったいぶった言い方にきこえるものだ。筆者のいう秘伝とは、今まで誰に知られることなく、世の片隅でほそぼそと伝えられ受け継がれてきた技を意味していた。 こんにゃくは、本来淡…

まだ今日は一度も土を踏んでいない。

「ことばのご機嫌」秋庭道博著より。 べつに大都会で生活しているわけでもないのに、土をまったく踏まずに過ごしていることに気づいた。一日中土を見ないこともあるかもしれない。むしろほとんどは土など意識して過ごすことはないものだ。 家から出るとコン…

緊張しすぎても、気が抜けすぎてもいいプレーはできない。

「日経新聞、夕刊」2006.10.25付けより。 現在多くのアスリートたちはルーチンと呼ばれる動作をすることがある。それは、常に同じ動作をすることで、気合を入れるためでもあった。 いい例がイチロー選手が打席入って左手を右肩に当て、バットを立てて投手を…

一度でも処分しそこなった本は、迷ったぶんだけ腐れ縁が発生してしま

「日経新聞、夕刊」2006.10.25付けより。 “プロムナード”というコーナーで詩人の白石公子さんが述べていたワンフレーズ。 書棚を整理して、二度と読まないと思う本は処分してもいい、と決めて抜き取ってまとめてある。しかし、掃除などをした際にその本が気…

人生の一瞬一瞬に減点法が働いて、その人の評価が決まる・・・

「男の作法」板坂元著より。 これは一般的なマナーについて述べられた本だ。自分では意識していなくても、意外なところで人に行動や振る舞いは見られているもの。クセなども自分ではほとんど気づかない。でもそれが他人から見ると、ナマーに反するものだった…

自由を楽しむためにはコストがかかる・・・

「これも経済学だ!」中島隆信著より。 わかりやすい一例があった。中学、高校時代に制服で通学していて、大学に進学すると急に服装が自由になる。すると同じものを着続けるわけにはいかず、洋服をあれこれ変える必要もでてくる。結局、そのためにコストもか…

使い捨て社会の出店みたいなもの。

「ファイブエル」2006.10月号より。 これはいったい何のことかというと、「100円ショップ」のことだった。赤瀬川原平さんらしい表現で、ちょっと面白いと思った次第。つまりそこには“とりあえず”の物だけが並んでいるからだった。 私も時どき地元の100円ショ…

後悔もたび重なればマヒをする

昨日蛇足として書いた“ことわざ”に対して、意外にも数名の方が反応してくださったので触れた次第。そしたら、つまらない川柳ができてしまった・・・(もしかしたら自分の実感かも) 仮に、自分が100回後悔したとしたら、きっと相手も同じ数だけ後悔している…

早くブームになったものは、早くブームが去る。

「なぜ春はこない?」神田昌典著より。 たまたま昨日、お笑い芸人と下積みについて触れたら、数日前に読んだ本のワンフレーズと頭のなかでリンクしていた。それが上記のものだった。 お笑い以外でも一度、いきなり(急に)ブームになったものは、そのブーム…

少なくとも10年くらい下積みがあって出てきたのが芸人なんじゃない

「ファイブエル」2006.10月号より。 木村政雄氏が最近のお笑い芸人という言い方にたいして述べていたこと。これは志村けんとの対談のなかで出てきた話題だった。かつて吉本興業で多くの芸人をみてきたからこそ、軽々と「芸人」と言ってしまうことに違和感が…

利用料が無料だからこそ、気軽に情報発信する気になるのかもしれない

「日経新聞、夕刊」2006.10.16付けより。 “サイト東西南北”というコーナーにあったもの。この記事によれば、ネット利用者の7割以上がブログを読んでいて、毎日読む人も3割以上になっているようだ。 全国の高校生以上のネット利用者1000人を対象とした調査…

「美しい」というのは、説明であって表現ではない。

「産経新聞」2006.10.16付けより。 このあとには、次のように続いている。「なぜなら、『美しい』と思わせるのが表現なのであって『美しい』という断定は説明になってしまうからである。」こう述べているのは作家の曽野綾子さんだった。(「透明な歳月の光」…

「この世で最大の雄弁家は、成功である」

「ことばのご機嫌」秋庭道博著より。 このフレーズ自体は、ナポレオンが言っているものだ。もっと身近なことで考えるとわかりやすい。たとえば、ギャンブルを例にとれば、競輪、競艇、競馬などの予想を外してばかりいる予想紙は売れないということになってし…

「あの人は悪くない。会社が悪いんだ」と営業マンをかばったお年寄り

「ゴールド熟年マーケット」日下公人著より。 もうこれだけで、勘のいい人はあの「金」の詐欺商法で高齢者から多額のお金を集めた豊田商事の事件を思い出すでしょう。実際は悪い事をしていながら、事件後このように思われているのは不思議な気もした。 つま…

お金を使うということは、無限に考えるトレーニング・・・

「自分のためにもっとお金を使おう」中谷彰宏著より。 お金を使うのにはいちいち考える必要が出てくる。たとえば、外で食事をしようとすれば、どこへ、誰と、なにを、何時ごろ、予算は・・・などいろいろ考えている。別に外食でなくても、今日の夕食は何にす…

仕事は完璧を目指すものかもしれないが、結果として完璧でないことの

「ことばのご機嫌」秋庭道博著より。 たまたま、今夜も昨日の日記に引き続いて「仕事は〜」というフレーズから始まっていた。(まったくの偶然だった!)こんなことを念頭に置いておくだけでも、ちょっとは気が楽になりそうな気もする。 仕事を終えた直後、…

仕事は、だらだらと義務としてやっているようではものにはならない。

「あえて誤解をおそれず」弘兼憲史著より。 なんだか最近は集中力に欠けているためか、このフレーズを目にしたときちょっと気になった次第。いったんだらだらし始めるとそれが普通になってしまう。自分の悪いクセだ。 筆者は“ある時期、それこそ身を粉にして…

「国内には人材がいないのか」という声が聞こえてきそうだが・・・

「日経新聞、夕刊」2006.10.11付けより。 サッカーの日本代表監督のとこではない。日本のプロ野球のことだった。来期からオリックスのにドジャースからコリンズ氏が監督として指揮を執ることになった。 もしロッテのバレンタイン、日本ハムのヒルマン、広島…

「英語でタンカをきれる人」

「ビジネスマンのための個性育成術」黒木靖夫著より。 このキャッチフレーズは実際に使われたものだった。ソニーが1950年代の終わりごろに作ったものだ。約半世紀前にしては、これ自体かなり個性的な人材募集広告に思える。 英語をうまく話せる日本人は…

「新しいもの」は古くなるが、「いいもの」は時代を超える。

「朝日新聞朝刊」2006.10.9付けより。 “時流自論”というコーナーでスポーツライターの金子達仁氏が「プロ野球よ甲子園に学べ」と題して書いていた。その中のワンフレーズ。 今日のプレーオフではソフトバンクが西武に勝ち第二ステージに進むこととなった。一…

挑戦しようと思ったときが適齢期。

「産経新聞」2006.10.8付けより。 これは「60歳を“もう60歳”と考える団塊の世代へ」というコーナーで草野仁さんが言っていること。ご本人は今62歳で団塊の世代より2歳〜4歳上ということになる。先日、全日本マスターズ陸上競技選手権を観たときの感想があっ…

独創的なアイデアというのは、もともと非常識で突拍子もないこと・・

「ビジネスマンのための個性育成術」黒木靖夫著より。 筆者の黒木氏は工業でデザイナーでソニー時代、ウォークマンをはじめ、さまざまな商品の開発に携わってきている。 かつて白川英樹博士がノーベル賞を受賞した時、変わっているということは大事だ、とい…

人は誰しも、時間という医師の助けを借りて生きている。

「編集手帳」竹内政明著より。 これは読売新聞、朝刊一面のコラムを編集したものだった。始めのページから順に読んだものの、4分の1ほどのところまでは、自分には退屈なものだった。それは私の知識不足からくるものと思われた。 しかし、このセンテンスは…

ユーモア度の高い人は営業成績も高い。

「PRESIDENT」2006.10.2号より。 これは筆者(大学の助教授)がある生命保険会社で行ったアンケート調査の結果によればそうだったとのことだ。それは言えそうなことだ。ユーモアのある人は精神が柔軟で創造性に富み、環境の変化にも強いらしい。フムフム・・…

知らぬ間に無難な道を選択してはいまいか。

「日経新聞、夕刊」2006.10.4付けより。 “こころの玉手箱”というコーナーで建築家の安藤忠雄氏が述べていたこと。氏が1978年に設計した家屋がある賞の候補になったものの受賞はしなかった。 その時審査した大建築家の感想は次のようのものだった。“この家の…

SMAPブランドは日本人全女性をターゲットにしている。

「PRESIDENT」2006.10.2号より。 もし“商品”として考えるなら、消費者からこれほど長年にわたって支持されつづけているものはそう多くないだろう。つまりそれは消費者に選ばれるビジネスモデルをしっかりと構築できているともいえそうだ。 CM総合研究所が200…

理系の仕事人には国境がない。

「朝日新聞」2006.10.1付けより。 “仕事力”というコーナーで中村修二氏がこの日の最後に語っていたフレーズ。理系の世界的権威がある賞というとノーベル賞を思い浮かべてしまう。物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3部門における受賞は科学分野における最大…