2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

貯金が増えれば増えるほど態度や発想は貧しくなっていく・・・

「道楽のススメ」中谷彰宏著より。 中谷氏の経験からは、たとえ年収が増えても、態度や発想は変わらないという。問題は年収が増え、使うお金も増えた段階で、態度や発想が変わってくるようだ。 現実は、タイトルにあげたように、貯金が増えるほど態度や発想…

トーナメントでは、優勝チーム以外のすべての球児にただ一度のずつの

「朝日新聞」2010.8.5付けより。 “オピニオン・声”面の「記者有論」というコーナーで目にしたフレーズだった。編集委員の西村欣也氏が、8年前の2002年に高校野球甲子園での決勝戦を観戦した時に、長嶋茂雄氏が語ったことだった。ここでの表題は「ただ1度の…

日本は、世界でも稀に見る減点主義の国である。

「1分で大切なことを伝える技術」齋藤孝著より。 もし職場で、減点主義ばかりがあからさまだとすれば、積極的に仕事に向かおうという意識は薄れてしまうに違いない。たしかに、人の行いを見ていると、その人のいい点よりは悪いところのほうが目につきやすか…

論理を積み重ねていくところからは起爆的なものは生まれにくい。

「違和感のチカラ」齋藤孝著より。 必ずしも筋の通ったまっとうなアイデアがいい企画だとはいいきれないということを、齋藤氏は経験から語っている。その例として、氏がかかわったNHKの「にほんごであそば」という番組を引き合いに出していた。 この番組の天…

「好奇心」と「頑固さ」は自分の中の宝・・・

「男の顔は領収書」藤本義一著より。 藤本氏は十歳のころから映画の魅力にとりつかれ、多い年には一年で150本を観ていたという。その詳しい話を雑誌の随筆に書いたところ、あるTV局が映画紹介と解説の依頼にきたようだ。 しかし、藤本氏は断っていた。それは…

(絵は)それらしく描く技術よりも喜んで描く気持ちが大切・・・

「8万文字の絵」日比野克彦著より。 もう絵筆を握らなくなってかなりの年数が経ってしまった。絵は描いている時が一番楽しいものだ。時間をすっかり忘れてしまう。日比野さんは、絵が描けないと言う人は、「それらしく描かなくてはならない」という気持ちが…