2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

つまらない成功よりも、面白い失敗

「コンセプト気分の時代」坂井直樹著より 面白い失敗は結果的には成功につながることもあるという。それはユニークなことだったり、インパクトを与えることだったりするからだ。 減点主義の企業では常に成功だけが評価される。しかし、実際は失敗と成功が繰…

万単位の反復練習

「身体感覚を取り戻す」斎藤孝著より 武道の技を習得するには、万単位の反復練習が必要だという空手家の南郷継正の技論を紹介している。そのなかでも「量質転化」という概念があり、量がある程度に達すると質的な変化を引き起こすというもの。それを目標に反…

プロになるには、努力だけではだめだ。

「マイ・フィールド・オブ・ドリームス」W.Pキンセラ著より その次に続く言葉は・・・才能、そして鍛錬。この二つが夢の実現には必要である、と述べている。 この本は副題に“イチローとアメリカ物語”とあるようにイチローの活躍を中心とした内容になっている…

サービスは値札のない商品

これは私の独り言。 ふつう商品には値札が付いていても、それを買うときに受けるサービスは付加価値のようなもの。またサービス業という職種では商品を手にとって見られるものばかりとは限らないので、なおさら対応する人によって受ける感じは異なってしまう…

疑問や迷いはむしろ推進力として貴重

「書くためのデジタル技法」二木麻里、中山元著より エッセーなどを文献を使いながら書くことを想定している部分でのフレーズ。 なにかを書き始めるとその途中で次々と疑問を感じるときがあるが、そんなことが書くことの推進力として貴重らしい。つまりそれ…

信頼は“手間暇”がつくる。

「逆転勝ちの発想」田原総一朗著より 本文では逆説的な言い方をしている。嫌われる人間の共通点はは自分を相手に理解させようと懸命に努力しないところだといっている。 つまり好かれる人間はきっちり手間暇をかけてせつめいする人ということになる。もちろ…

ユーモアとは、どれだけ自分をさらけ出すか。

朝日新聞「ひと」欄より。7/16付け 「空中ブランコ」で第131回直木賞を受賞した奥田英朗さんのことば。 言葉では簡単そうですが実はこれがけっこう難しそうなこと。 ついでながら、「逆転勝ちの発想」田原総一朗著のなかでも、・・・・「ユーモアの基本は、…

メモは一種の飼育箱である。

「自分づくりの文章術」清水良典著より この考えかたは何かを創造しようというとき役に立ちそうだ。ノートなどにはあとでまた書き加えられるように余白をつくっておくのがいいらしい。 メモを眺めることで次の着想や考えが引き出されていくという。そうして…

コミュニケーションのインフラを創る。

これは私の造語。 人といい関係を保つためには、つねに何らかのコミュニケーションを継続することが必要だと思っています。つまり私たちが生活するときに必要な電気、ガス、水道のようにコミュニケーションでも基盤をしっかりと創っておくことで、仕事がやり…

あなたがいかに定説や常識にしばられているか

これも以前書いたことがある、ジェームス・スキナー氏の言葉。7/11付け朝日新聞全面広告より。 ビジネスの世界で生き残るには、新しい価値や答えを創り出してこそ意味があるというようなことをいっている。その面白い例として「○肉○食」では一般的には「弱肉…

家庭教師に向いている子・・・

たまたまある雑誌を開いていたら、次のような家庭教師のトライの宣伝コピーが目にはいった。 「世の中には、塾に向いている子と、家庭教師に向いている子がいる。」というもの。 これを見て思わずツッコミを入れたくなってしまった。どちらにも向いてない子…

人の心に響く粗品。

これは、ふと思い浮かんだ自分のフレーズ。 一般的には人の心に響いたりするのは、“言葉”だ。実際、人から言われたこと、小説の中で出会った言葉、映画の中のシーンでのセリフなどさまざまなケースがある。そんなふうにして印象的な言葉や感銘するフレーズに…

仕事はギフト。

7/4付けの朝日新聞の全面広告「朝日求人」のなかでジェームス・スキナー氏(経営コンサルタント、社会評論家)の言葉。 企業で働くことについて、単に自分の売上や企画だけを考えているだけの人間は弱いものだという。むしろ、お客様や社会に対してギフトを…

僕の日記は、アンテナが錆びつかないように、磨くための手段でもある

「日記力『日記』を書く生活のすすめ」阿久悠著より。 氏は23年間毎日欠かさず日記を書き続けているという。それは作家としての神経が眠らないようにするためだと言っている。 しかも書いている内容は自分がなにをどうしたかの出来事ではなく、世の中で起こ…

工夫の数だけ売上が伸びる。

「しびれるサービス」中谷彰宏著より。 コンビニを例にとって話をすすめているところで、お客様からのクレームや要望はお客様からアイデアをいただいたと考えてすぐに工夫して実行すべきだと説いている。 もちろんコンビニに限らず、すべての仕事にいえるこ…

生き残るとは「己の武器」を見つけ出すということ。

「二勝一敗の人生哲学」森祗晶著より。 さすが、9年間の監督生活で8回のリーグ優勝、6回の日本一を達成した人の言葉らしい。 相撲の世界では、土俵の下に金が埋まっていて、野球界ならグラウンドに金が埋まっているという。問題はそれをどうやって掘り出す…