2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

金銭的な富のほかに非金銭的な富がある・・・

「ENGLISH JOURNAL」2008.12月号より。 大前研一がアルビン・トフラー(未来学者)にインタビューしていたなかで目にしたフレーズだった。私にとってアルビン・トフラーは懐かしい名前だった。もう30年以上前の学生時代に『未来の衝撃』という本を読んだ覚え…

贈り物のハッピーメーターを振り切る方法・・・

「メトロミニッツ」2008.12月号より。 年末は一年のうちでもっとも贈り物が飛びかうようになる。お歳暮やクリスマスが控えているからだ。また、モノではないが、忘年会などもふだんとは違った仲間との交流の機会でもあるだろう。中には一年頑張った自分への…

「オジサンは司馬遼太郎を読み、オバサンは渡辺淳一を読むようになる

「朝日新聞」2008.11.22付けより。 今日の“天声人語”のなかにあったこのフレーズがなんだか意味もなく面白く感じた次第。もともとこれは小説家の田辺聖子さんが随筆のなかで書いていたようだ。作家というのは実に短いフレーズで印象に残る言葉を綴ってしまう…

料理の世界はできた者勝ち、まさに格闘技・・・

「朝日新聞」2008.11.9付けより。 朝日求人のなかで、シェフの三國清三が語っていたことばだった。氏は「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーで有名な料理人の一人だろう。2007年には「現代の名工」として表彰されていた。この店には仕事も兼ねて何度か訪れた…

「貫きたかったのに、妥協した」という人の方が多い・・・

「君を、つらぬこう。」中谷彰宏著より。 このちょっと変わった本のタイトルが目に入ったので気になった。ここでの「自分を貫く」とは、くじけないという意味だった。中谷氏は、ほとんどの人はプッシュ(押すこと)はしても、貫くまではしていないという。 …

もっとも基本的な「話す」という行為について、教育もされていないし

「人を10分ひきつける話す力」齋藤孝著より。 そういえば、振り返ってみれば、小学校から大学まで16年間の学校教育では話すことについて学んだ覚えがない。国語の授業を考えても読んだり書いたりすることがメインだった。 いくら難しい漢字を読み書きしても…

“自分が納得できる仕事をしたい”という反骨精神と信念だけ・・・

「R25」2008.11.6号より。 これはNHKを退社したときの草野仁さんの気持ちだった。’85年にフリーになってからいろいろなチャレンジをして成功している。’86年からスタートした『世界ふしぎ発見!』は23年にもなる長寿番組だ。 草野さんは還暦を過ぎてはいる…

家庭菜園で節約と安心。

「朝日新聞」2008.11.1付けより。 生活面でのタイトルがこれだった。このところ立て続けに食品をめぐる事件が起きているから、できれば自分で作りたいと考える人が増えているようだ。だからこその安心なのだろう。また節約とはいってもそう多くは期待できな…

一本だと切れるわらも、合わせて編むと強くなる。

映画「レッドクリフ」より。 今日の封切りを楽しみにこの映画を見に行った人も多かったに違いない。私もその一人だった。三国志を読んだのはもうかなり前のことだったが、どうしてもこの「赤壁の戦い」のシーンは興味深い。 当然ながら内容についてはここで…