2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自分が買いたいのか買いたくないのかよくわからないうちに消費を続け

「退屈力」齋藤孝著より。 私たちはテレビやネットを通じて連日コマーシャルを目にしているが、それは欲望を刺激されている状態になっているわけだった。すると、自分で買い物をする際、どうしてもテレビで目にしたものを手にしてしまうのではないだろうか。…

直せばいいものができるってものでもない・・・

「メトロポリターナ」2009.2.16号より。 こう言っているのは脚本家でヒットを飛ばしている宮藤官九郎だった。先ごろはオリジナル脚本を書き監督までやっていた。先週その映画『少年メリケンサック』を見てきたが、実に生き生きとして笑える作品になっていた…

作戦を「練る」と「立てる」の違い。

「身体感覚を取り戻す」齋藤孝著より。 最近は「練る」という言葉を聞かなくなった。ここに「練る」のもともとの原義が紹介されていた。「糸・布・金属・土などを柔らかにし、あるいは粘り強さをあたえるために、強い力を加えて鍛えること」、とあった。 硬…

情報は見つけやすいものほど価値が低い。

「すごい人のすごい企画書」戸田覚著より。 最近ではなんでもお手軽にネットで検索することができる。ということは、誰にでも同じような内容のものを見つけることができるということでもある。それだけでは価値は低いことになる。 知ったかぶりをしようと思…

50歳代の約18%、60歳代の約16%はブログ開設経験あり。

OCNのホームページ「ブリエ」より。 最近シニア向けのホームページを時どき目にするが、これもその一つだった。“学ぶ、こだわる、年齢を武器に!輝くセカンドライフ応援ホームページ”、とあった。 そこで今回は「ブログの開設経験があるか」というアンケ…

「待ち時間」から「持ち時間」へ。

『「ハンバーガーを待つ3分間」の値段』齋藤由多加著より。 見開きになったページの左側には暗い道路(国道)の写真が写っているだけ、その上の方に電光掲示板の“45”という数字が見える。この数字は信号についている数字で、車から見て青信号があと何秒で黄…

演技は「ふりをする」のではなく自分の中の「真実」使う。

「朝日新聞」土曜版、2009.2.7付けより。 フロントランナーという紙面で演出家・キャスティングディレクターの奈良橋陽子さんが語っていたことだった。彼女は周囲の誰もが認める「超」がつく努力家のようだ。そして「求める思いが強いとエネルギーになる」…

情報は目からではなく耳から(つまり、言葉で)入ってくる・・・

『「ハンバーガーを待つ3分間」の値段』齋藤由多加著より。 都心へ向かう朝の通勤電車はしばしば遅れることが多くなった。以前はそれほど遅れることはなかったのにいったいなぜだろうと思うこともしばしばだ。 電車が停車して遅れ始めると車内には車掌のアナ…