自分の居場所も3つに分ける。

自分の居場所も3つに分ける。
「3の思考法」齋藤孝著より。
3分割法は時間だけでなく、場所にも使えるという。ほどんどの人は家庭と仕事の二か所は持っている。このほか別の1か所を意識的にくわえてみることだった。
たとえば一人になれる場所。同じ趣味を持つ人との交流。バーの常連になるなどが考えられるという。そんな場所が持てるのはちょっとぜいたくにも思える。
仕事や家庭以外の場所があれば、精神的にも安らげるかもしれない。筆者は人生、寄り道や道草が必要だという。確かにそう思えるが、帰りにカフェに寄るより家にかえってくつろぎたいとも思える。
筆者は家庭や仕事とは違う自分になれる場所も必要だと語っている。確かに定年後は仕事がなくなれば別の場所を探す必要もありそうだ。

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大人の人生3ステップ法。
「3の思考法」齋藤孝著より。
大人になってから、人生を次のように3分割するという考え方だった。
第一期35〜50歳 働き盛り期。
第二期50〜65歳 円熟期。
第三期65〜80歳 余生期。
これはわかりやすい。15年区切りだが、サラリーマン生活をしている間にすぐに65歳になってしまった気もする。
とてもそんな年齢を意識したことはなかった。しかし、過ぎ去ってみれば、いろいろなことがあった気もする。無事で過ごせたことに感謝せねばと思う。

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本当の人生の分岐点は35歳あたりではないか。
「3の思考法」齋藤孝著より。
筆者はこう感じているようだが、私に人生もまったくそう思える。30歳ごろまでは勢いで過ごしてしまうが、35歳ごろからは責任を感じるようになっていた。
家庭や子育てのために経済を安定させねばならないからだ。またその頃ちょうどやりたい部署に異動できたというのもよかった。結果的にやりたいことが思うようにできたので幸運だった。充実した時間を過ごせたこともありがたい。
これからは余生をどう充実させていけるかがカギだろう。まずは健康であることが優先される。