2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

クセを技化し、自分のスタイルをつくった者勝ち。

『自分を「売る」力』より年齢を重ねるとクセはほとんど直らない。まず、そのクセが何であるかを意識できるかがスタートだ。無理して直そうとせず、それを自らの強みにしてしまおうというものだ。 意味のないクセもある。できれば、クリエイティブに変化する…

「芽が出ない」と嘆く前にたくさん種を蒔こう。

『自分を「売る」力』斉藤孝著よりたとえば作家になりたい人がいたとしたなら、実際すでに小説を書いていなければなれるわけはない。 まず大事なことは「具体的な“かたち”にする努力をしているか」なのだ。素晴らしい才能がありアイデアが優れていようが、具…

個性の尊重とか口当たりのいいことを言っている。

『自分を「売る」力』斉藤孝著より 対談の中で立川談四楼は、こんなことは「冗談じゃない」という。 著者の斉藤はそれに対して「どの世界にちゃんとした型や技術を身につけないで表現できる領域があるか」とまで述べている。 型や技術の習得が自由な発想や上…

「情報」は信頼できるところに流れてくる。

『「コメント力」を鍛える』有田好生著よりこれは筆者の取材を通じての実感であろう。人を通じて何かを知ろうと思ったところで、その前に心に響く言葉で語っていなければ、なにも伝わらないもの。つまり信頼関係が築かれていなければ、真実を捉えることは難…

現状への不満や意欲が、活力やエネルギーになることがある。

「コメント力を鍛える」より これはしばしば感じることでもある。アイデア商品やヒット商品のほとんどは、そうした不満や期待から生まれてきたのだろう。 「どうしてこうなんだ、もっと別の方法があるはず」なんていうことも含まれよう。不満や意欲が何かを…

励まされるコメントへの渇望。

「コメント力を鍛える」有田芳生著より たった一つのコメントでやる気が出たり出なかったりするもの。「燃える一言、冷める一言」というのが掲載されている。本文によると「冷める一言」の代表格は「君は使えない」「君には無理だ」「余計なことはしないよう…

速いが勝ち。そして速いが価値。

「はがきの極意」より 筆者の言葉のうまさには思わず引き込まれる。もう、それだけで下手な解説やコメントなど必要ないほど。 つまり極意のひとつは拙速(せっそく)なのだ。この意味は「下手ではあるが出来上がりの速いこと」だという。 スピード、それは相…

パーソナルで、オリジナルで、ダイレクトなメッセージ。

「はがきの極意」より つまりこれは“直筆”はがきのこと。お客様に書く以上は「ちゃんとしなければ」と思ってしまいがち。 直筆はがきが書けない原因のひとつはそこにある。まず、その「ちゃんと」というのを頭から外すことが大事なのだ。 “人にまかさず、自…

もうワンランク上の「なるほど、これだな」というのが納得。

「はがきの極意」金田晃著より 筆者は“もうワンランク上の〜”と述べている。そのフレーズの前には次のセンテンスがある。 “「ふんふん、そうか」というのが理解だとすれば、・・・” 一般的に多いのは、理解はしてるが納得まではいかないという状態だ。この本…

スポーツマンシップと芸人魂の融合。

ラジオ放送を聴いていてふと思ったこと。 今月初旬のNHKラジオ番組での欽ちゃん(萩本欣一氏)の受け答えから感じたこと。 ラジオの生放送中にリスナーからの意見が読まれた。主な内容は次のようなものだった。 萩本氏が率いる球団(ゴールデン・ゴールズ)…

年中無休でなければ良いものは作れない。

日経ビジネスアソシエ(2005.6.21)より これは敏腕編集長といわれる花田紀凱氏の言葉だ。編集者の必要条件として企画力、取材力、表現力、好奇心、タフネス・・・などを挙げている。 しかし、これらのいくつかは、私たちの一般的な仕事や日常生活…

カバンとは不安解消の装置である。

日経ビジネスアソシエ(2005.6.21)より この号の特集は「いつも目標を達成する人のカバンの中身」だった。こんなコピーに魅かれて最寄の書店で衝動買いしてしまった。 山根一眞氏(ノンフクション作家)のカバンの中身はすさまじい。“書斎を丸ごと…

目の前の仕事、いまいる場所で何をやったら面白くなるかを考える。

THE21(2005.7月号)のインタビュー記事より 「気になるあの人との60分」のなかで、スタジオジブリの代表、鈴木敏夫氏が話している部分に共感を覚えたのが上記のフレーズだ。 これは「仕事が面白くないという若手ビジネスマンにぜひアドバイスを」に答えた…

羽生善治やイチローには何のマジックもない。

THE21(2005.7月号)香山リカの「貧乏クジのひき方・はずし方」のコーナーより 何ごともうまく行かないと運が悪い(アンラッキー)と思いがち。しかし、スポーツやビジネスの世界でトップに立っている人たちは、みな自分の力で才能を開花させた人たちだ。 た…

自画自賛は、人の成長を促進させるターボのようなもの。

The21(.2005.7月号)、斉藤孝の「めざせ!ゼウス」のコーナーより 自画自賛はべつに悪いことでもないらしい。筆者は「自画自賛力」ということばまで作っている。それをうまく利用すると、やる気がどんどんと湧いてくるという。 これは自分のやったことを絵…

顧客の気持ちを読むことを常に優先する人間をビジネスマンと呼ぶ。

朝日新聞土曜版(2005.6.11)の“フジマキに聞け”のコーナーよりこう言っているのは藤巻幸夫氏だ。彼の言葉にはいつも熱いものがある。 で、サラリーマンはどうかといえば、「上司の気持ちを読むことに神経をすり減らす人間」だという。きわめてわかりやすい…

まったく逆のほうがから極める「ぜいたく」もある。

「ちょっとのお金で気分快適な生活術」岸本葉子著より お金を出しさえすれば、いくらでもグルメを追求できぜいたくはできる。しかし身近にあるものでも、それを味わうことだってできるという提案だ。 ここでは、「季節感を味わう」ということについて触れて…

シンプルな名前をつけてこそアイデアは実行しやすくなる。

webサイトの百式(2005.6.6)より。そのシンプルな名前の一例として次のものがある。 The No S Diet"つまり「ザ・ノー・エス・ダイエット」と読める。 単なるダイエットのアイデアだが、三つのSを禁止することでダイエットを提案している。具体的には次のも…

販促勝ちのすすめ。

販売促進コンサルタントの金田晃さんが自社のホームページ(spkドットコムhttp://www.spk-co.com/)でいっていることば。 まず、上記の言葉に魅かれた。反則と販促の語呂あわせが面白い。 さらに、「問題は、販売促進をやるか、やらないか。そして、やる…

詳しいものより噛み砕いてある平易な資料が欲しい。

「夢実現のための情報整理術」よりこの著者が「静電気関係」のことや「ルーベンス」のことを調べようと物理や美術の専門書を開いたとき、それらが役に立たないことがわかったという。それは詳しすぎるからだ。おそらくか書き方も難しく聞いたこともないよう…

パソコンを置けばどこでも「書斎」

「夢実現のための情報整理術」より 「どこでも〜〜」なんていうと、すぐに“ドラえもん”の「どこでもドア」を思いだしませんか。 書斎というと特別な独立した部屋がなければと思ったりするものだが、べつにそれは必ずしも必要ではないらしい。もしそんな部屋…

小粒でもぴりりとした「知的なスキマ」時間。

「夢実現のための情報整理術」中山庸子著より筆者は時間には「義務時間」と「自由時間」があるという。わかり易い。そしてちょっとした自由な時間をスキマ時間と名づけている。1スキマ時間は5分らしい。3スキマ時間なら15分となる。実はその時間の使い…

「鳥肌が立つ」ということ。

日常的に使われる言葉でも、以前からちょっと気になっている表現がある。それが、上記の表現だ。 10年以上前のこと、知り合いの元女子バレーボール選手に私の読んだスポーツノンフィクションを数冊貸してあげたことがある。 実際スポーツマンだった人は、…

人間は一夜にして変化することがある。

「ザ・勝負」清水義範著より タイトルからすると、ノンフィクションものかと思うが、実はユーモア小説だった。(たまにこの著者の家の前を通ることはあるが、べつにありふれた家屋であった。こんなこと関係ないか。) その中の「米VS.麦」という短編のなかに…

クレーム自体に商品価値がある!

先日「R25」(2005.5.26発行)というフリーペーパーを眺めていたら、「苦情・クレーム博覧会」というのがあることを知った。 これは福井商工会議所が03年から開催している。 だいたいアイデア商品のほとんどは“あったらいいな、あると便利”、など…

はじめた人から輝き出します。

新聞広告に掲載されたNHK学園のコピー文。 生涯学習をすすめている。そこには、趣味といってもいいような、絵手紙、書道、語学、川柳、短歌・・・とテーマはたくさんある。 世の中に通信講座は無数にある。つまりそれで商売が成り立っているということだろう…

若者といっても鈍感な「若者仮面」もいる。

「街角からのマーケティング」より筆者はカタチだけのヤングというのは価値がないと言い切る。それはそうだろう。中には「中高年予備軍」もいるらしい。 ヤングおじんというやつだろうか。私から言わせれば、20代、30代だからといって、すべての感性、感…

知識は秘密兵器である。

「街角からのマーケティング」より ごく一般的に言われるのは「知識は力なり」というすっかり手垢のついた言葉だ。 こんな表現では何のインパクトもない。しかし上記の“秘密兵器”となるとちょっと目が覚める。 筆者は秘密は自分だけこっそりでなければならな…

継続することで他との差別化を図れることもある。

ある私立高校の学校本部長との会話より。 昨日(6/2)、都内のある有名私立高校(主に芸能、スポーツ方面で知名度がある)を仕事で訪ねそこの学校本部長と対話をしているとき、印象に残ったフレーズ。 訪問したのは夕方の4時ごろだったが、あまりにも静かだっ…

「生」も「活」もともに「いきる」と読める。 「街角からのマーケティング」よりあまりにも当たり前で、意外にもシンプルな言葉にとまどうことがある。生活もそのひとつと言えそうだ。 お笑い芸人のヒロシのネタに次のようなものがあった。 「♪〜〜 ヒロシで…