シンプルな名前をつけてこそアイデアは実行しやすくなる。

webサイトの百式(2005.6.6)より。

そのシンプルな名前の一例として次のものがある。
The No S Diet"つまり「ザ・ノー・エス・ダイエット」と読める。
単なるダイエットのアイデアだが、三つのSを禁止することでダイエットを提案している。具体的には次のもの。
(1) No Snacks(おやつはだめ)、(2) No Sweets(甘いものもだめ)、(3) No Seconds(おかわりもだめ)。
私などもう、これを見ただけでもムリかな、と思ってしまう。
しかし、Except on days that start with "S"(Sで始まる日は例外とする)、というふうに例外も認めている。
つまり、土、日は食べてもいいよ、ってことになるのだろう。これはちょっと面白い。まあ、それくらい自分を許してもいいのかもしれない。何が何でもとなるとちょっときつそうだから。これなら、じゃあ、試してみようかと思う人もいるかもしれない。
要するに常に腹が減っていない状態にしておけばいいってことになるか。そうすれば、おやつも、甘いものも、おかわりも欲しくなくなる・・・でも、健康な体ならそれは難しそうだ。
ところで、こんな提案をしたのはアメリカの会社なので、ノーSとなっているが、日本語でスナック、スウィートはいいとして、おかわりはOだから順番を入れ替えてSOSとしたらそのままダイエットへの危険信号にも思えてくる・・・かな。
話しがすっかりそれてしまった。
さて、ここで言いたいのはアイデアは凝ったり複雑なネーミングになるほど実行しにくい、ということなのだ。
なんでもシンプル・イズ・ベストなんですね。