まったく逆のほうがから極める「ぜいたく」もある。

「ちょっとのお金で気分快適な生活術」岸本葉子著より
お金を出しさえすれば、いくらでもグルメを追求できぜいたくはできる。しかし身近にあるものでも、それを味わうことだってできるという提案だ。
ここでは、「季節感を味わう」ということについて触れていた。
その一つの方法として売られているものを安易に買ってくるというのではなく野草を味わってみるというものだ。たとえば、早春ならタンポポやツクシを採ってきて味わうという。簡単に料理したり天ぷらにも出来る。
スーパーや八百屋に行けばさまざまな野菜が並んでいるがそこにないものは、考えようによっては貴重でぜいたくかもしれない。

まあ、それほど大げさに考える必要はない。家庭菜園でも充分に贅沢は味わえる。一例としてトマトは一年中買うことは出来るが、真夏の太陽の下で真っ赤に熟したものは一味も二味も違う。
それを冷やして丸のままがぶりとやったら、けっこう“ぜいたく感”を味わえるはず。そこには店頭の野菜にはない本物の味がある。採ってきたばかりの魚、野菜、果物・・・新鮮でみずみずしいものはそれだけで充分ぜいたくといえる。

お金を出しても買えないものほどぜいたくともいえそう。
お金を使うこと意外で出来るぜいたくを探してみよう。そのヒントはちょっとした手間隙をかける、手作りにありそうだな・・・