顧客の気持ちを読むことを常に優先する人間をビジネスマンと呼ぶ。

朝日新聞土曜版(2005.6.11)の“フジマキに聞け”のコーナーより

こう言っているのは藤巻幸夫氏だ。彼の言葉にはいつも熱いものがある。
で、サラリーマンはどうかといえば、「上司の気持ちを読むことに神経をすり減らす人間」だという。きわめてわかりやすい説明になっている。もちろんこれは藤巻氏が自らの独自の体験をとおして感じたことをやや極端に表現していることなのだろうがうなずける。
実は辞書をみればそんなことはどこにも書いてない。(次参照)
サラリーマン 〔salaried man〕給料生活者。俸給生活者。勤め人。月給取り。
ビジネスマン [businessman] (1)実業に携わる人。実業家。商売人。(2)会社員。特に、事務系の仕事をする社員。
しかし、そうかもしれないと思わせるところが彼の説得力であり人生哲学なのだ。
そこで、立派なビジネスパーソンに飛躍するために心がける3か条を掲げている。これは彼が部下に言っていること。
1.視野は広く。2.アンテナは高く。3.腰は低く。
それぞれは別にどうということはなさそうに思える。しかし、常にその3つが無意識のうちにできるまでには日々の努力が必要そうだ。
やはり、藤巻氏同様に熱くならなければ実行できそうもないかな・・・