2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

良きライバルは得ようと思って得られるものではない。

「無趣味のすすめ」村上龍著より。 ここでのタイトルは“ライバルという他者”となっていた。ライバルといって分かりやすいのはスポーツの世界かもしれない。五輪ではその種目の代表に選ばれるためには何人もの力が拮抗したライバルに勝たねば、その願いはかな…

人間のコミュニケーション能力というのは結局「踏んだ修羅場の数」・

「不完全な時代」坂村健著より。 サブタイトルには、“科学と感情の間で”となっている。また新書の帯には「どう生き抜くか」ともあった。つまり生きにくいこの時代にどう考えていくべきだろうかという提言が述べられている。 そこで筆者が実感していることの…

どれほどおしゃべりの腕前を磨いても、スピーチは上手にならない。

「パワーマインド」内藤 誼人著より。 たしかにおしゃべりは上手な人はいるものだが、そういう人は人前でちゃんと喋れるとは限らない。 たまに、聞いていて気持ちがいい話し方の人がいる。しかも分かりやすい。やはりプロは違うと感じたときがある。 学校で…

趣味をライフスタイルにした生き方は誰にでもできる。

「男の品格」川北義則著より。 もし本当にこんな生き方ができたら楽しい人生に違いない。しかし、実際そういう風に生きている人もいるようだ。 ここには2人が紹介されていた。まずはじめは推理作家の内田康夫さんだった。もともと趣味がきっかけで作家になっ…

近すぎて見えないものがある。

「恋する日本語」小山薫堂著より。 最近近くのものが見えにくくなってきた。上記フレーズは、まるで老眼のようにも思えてくる。 このあとには「遠く離れているからこそ、見えるものがある」と続いていた。ここでは時間の経過を指していた。 時間が経てば、今…

最高傑作という言葉に値する仕事をするためにはまず多作であることが

「無趣味のすすめ」村上龍著より。 このあとには、“〜わけだが、それだけではない。「体系的・重層的」な作品群であることが必須・・・”と述べていた。作品というからにはここでは芸術作品を指していた。 後世に名前と影響力を残す芸術家はたいてい多作だっ…

プレゼントは、ものを贈ることではなく、時間を贈ること・・・

「忘れられない君のプレゼント」中谷彰宏著より。 人にプレゼントを考えるのは楽しいが、また同時に大変だと思うことがある。いったいどんなモノにしたらいいか、こんなこのではダメだろうかなどと考えてしまう。 迷っているうちに、かなりの時間を費やして…

図書館で借りた本に歯医者の診察券がはさまっていた。

「恋する日本語」小山薫堂著より。 何の目的もなく書店の書棚を眺めていたら目についた一冊だった。ちょっとタイトルにひかれて読んでみたらユニークな編集で、知らない日本語(熟語)ばかりだった。 熟語にまつわる超ショートストリーが書かれている。どれ…