2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

星野の「情」には「感情」の「情」だけではなく、「勘定」の「定」が

「PRESIDENT Online」のバックナンバー4/12号より バックナンバーを眺めていたら、たまたま、出会ったフレーズにうなづけるところがあった。 タイトルは「私が目撃した名監督の愛情と非情」というもので、スポーツライターの高田実彦氏の文章の中にある。…

良いエンターテイメントを作るには「興奮の連鎖」が必要。

朝日新聞、9月24日付け。阿久悠氏のことばより。 話はプロ野球再生への課題について述べている部分だったが、なぜか上記のフレーズが気になった。氏の仕事柄、次のように話している。 作詞家が、「すごいいい詞ができた」といったら、作曲家や歌手やプロデ…

人間は感動を忘れたときに老けるという。

「人生、勝負は後半にあり!」より 最近、ほとんど何にも感動したことないなあ、と思ったら老けてしまうのかもしれない。つまりそれは実年齢とは関係ないことのようだ。 好きなことを趣味として持っていると精神衛生上もいいらしい。文学や芸術に触れて自分…

自己という商品の開発を怠るな。

「人生、勝負は後半にあり!」田中真澄著より 田中氏によると、商品は、新しく開発されて競争に勝たねばならない。また、私たちも自分を商品と見立てて、改善し開発していかなければならない、という。 自己開発には3つの条件があるらしい。 1.自分の仕事…

ディスカウントとサービスを区別しよう。

「お客様が私の先生です」中谷彰宏著より 値下げとサービスは混同しやすいものだ。よく店で値下げして売っていることもあるが、決してサービスがいいわけではない。もし、値下げが当たり前になってしまったらありがたみもなくなってしまう。安さだけで勝負し…

チア・スピリッツ〜人を元気づけ、楽しませること〜

「ダンス・ラブ★グランプリ」長谷川晶一著より この本は2004年3月14日、チアダンスコンテストで全米を制覇した高校生の記録だった。 その高校生は普通の神奈川県の進学校の生徒でそれまでダンスドリルが未経験の少女ばかりだったことが驚きでもある。かなり…

「健康」がビジネスマンの最強スキルになる

THE21 2004 10月号より その次には「どんなに優秀な人だって、病気になったら終わりなのだ!」と書いてある。 まさにその通りではあるが、どんな人にも、私みたいに結構平凡な人間にだって怪我や病は仕事以上に深刻な問題には違いない。 現代はストレスがた…

「知るだけの者は好きな者には及ばない。好きな者もそれを楽しむ者に

「魅力創造のレシピ」坂井直樹、北山孝雄共著より はじめこのタイトルが面白そうなので読んでみた。なるほどと思える箇所がいくつかあったものの、結局最後のほうのページで出会ったことばが一番印象に残った。 それは、上記の孔子の格言だった。 要するに仕…

今日は暑さを征服してやった。

志賀直哉の短編集の後にあった解説「志賀直哉・・・人と作品」藤枝静男より。 藤枝氏がある夏の暑い昼に志賀直哉に会ったときに言われた言葉。 つまりこれは朝から小説を書くことに集中していたということだったのだ。エアコンもない時代の真夏に暑さを忘れ…

しゃべる営業は売れない営業。

PRESIDENT online10月4日号 より しゃべっているのは、渡辺茂一郎さんという富士ゼロックスでトップ営業マンだった人だ。 「営業の極意はしゃべるな!」ということでもあるという。おやっ!と思ってしまう。黙っていては売れるわけがないからだ。一般的に…

コレステロールに悪玉と善玉があるように、癖にも悪玉と善玉がある。

『「できる人」はどこがちがうのか』斉藤孝著より 先日もこの本からのフレーズを書いたが、読み進むうちにまた気になるフレーズに出会った。 自分自身もコレステロールが気になるが、癖にも善玉と悪玉があったと聞きまたまた気になってしまった。ここで著者…

リレーションの上に立ったコミュニケーション

「新・エンターテイメントの発想力」桧垣俊幸著より はじめは、このカタカナのフレーズにピンとこなかったのに、なぜか気になって何度も1ページを読み返してみた。前提として、この本はマーケティングのなかでいかにエンターテイメントが大切な要素であるか…

技を盗む力は、「技を盗もうとする意識」によって向上するものである

『「できる人」はどこがちがうのか』斉藤孝著より その後にも少し続いている。「・・・単なるまねることと盗むことの違いは、ここにある。」と。 これは、ワザを人から盗もうと思ったときの心構えとその前提について述べている部分だ。著者はさらに「盗むこ…

仕事は最高のホビー

TOKYO HEADLINE 8月30日号より。街で配布されているタブロイド版のフリーペーパー。 2ページにわたって矢沢永吉の特集が掲載されていた。その中のインタビューでいっている言葉。 「仕事を仕事だと思うからいけないの。これは最高に与えられたものだと思った…

好きなことや特技を伸ばすと、自信のない点がカバーされる

「ツキを呼ぶコツ」船井幸雄著より ツキは自分の中にあるという。それは特技や好きなことをさしている。それらを伸ばすことでツキがやってくるらしい。これを経営指導では「長所伸展法」といっている。 誰でもが持っている欠点や不得意なことを克服しようと…

夢を追いかけているから、3時間しか眠らなくても平気だ

「マイクロビジネス」加藤敏春著より こう言い放ったのは、インターネットの検索エンジン「YAHOO!」をつくりだしたジェリー・ヤングだった。著者がまだ無名だった青年との会話のなかで出てきたフレーズ。 加藤氏は、人を動かしていく駆動力という点で、「夢…

ファンタジーは、現代人の心象にアピールするキーワード

「ファンタジービジネスのしかけかた」野上暁著より このセンテンスはその後にも少し続いてました。「ファンタジーは現代人の心象にアピールするキーワードとして、マーケティングやビジネスの現場でも様々に消費されているのだ。」 つまり、ファンタジーと…