2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

必要なのは、聞く訓練ではなく、もっとおしゃべりする訓練・・・

「もらった名刺は、全部捨てろ!」内藤 誼人著より。 しばしば「おしゃべり」より「聞き上手」のほうが、人に好かれるとウソだと筆者は述べている。ただ納得して人の話を聞いているだけでは、会話も進まず面白くもないだろう。 やはり、会話が弾むのはキャッ…

なるべく人と競合しない道を選ぶというのも、人生には大切・・・

「言葉の“頭の体操”」秋庭道博著より。 頭の体操とはいってもクイズではなかった。自己啓発的な言葉が多いコラムのようなものだった。ものはちょっとした考え方次第で結果もかなり変わってくる。 ここでは、一つの例として入社試験の論文について述べてあっ…

外資系の会社なら当たり前であるが、先輩は後輩に絶対に指導などしな

「もらった名刺は全部捨てろ!」内藤 誼人著より。 この本のタイトルからして、刺激的で面白いと感じててにとってしまった。外資系の会社では初めからそんなに厳しいとは知らなかった。後輩はライバルだという考え方があるらしい。だから、自分の仕事のやり…

狩猟本能を満たす遊びが、学習につながることもある。

「朝日新聞」土曜版2011.5.14付けより。 これは「野遊び大全」という記事のなかで作家の阿部夏丸さんが語っていたことだった。阿部さんは、ある日車で通りかかった橋の上で、小学生が川の中の魚を「捕まえたい」と騒いでいるのに出くわしたのだ。 そこで、…

便利さの頂上に立った者は、決してそこからおりられなくなる。

「喪失」森村誠一著より。 この本は六つの話が掲載されていて、「準犯人の愛」という短編からのフレーズだった。主人公にとっての便利さとはケータイのことだった。 主人公のKは携帯の奴隷にはなりたくないと抵抗していたものの、時代の並みには逆らえなく…

「どのように振舞うのが人として格好がよいのか」

「論語と算盤」渋沢栄一著 守屋淳=訳より。 これを学ぼうとするとき、基本的教科書になっていたのが「論語」だったようだ。渋沢はこの「論語」の教えを実業の世界に持ち込んでいたのだった。 渋沢栄一は、日本の実業界、資本主義の制度を設計した人物だった…

整理は、新しいアイデアを開く扉・・・

「佐藤可士和の超整理術」佐藤可士和著より。 実にシンプルできれいなフレーズだと思った次第。佐藤氏が特に強調したいと思ったことは、整理することと問題解決は別ものではなく、つながっているものだということだった。 問題解決はあるべき姿を見つけるこ…

ノートは、パソコンのようにデータが消える心配がない。

「情報は1冊のノートにまとめなさい」奥野宣之著より。 実にユニークな本で、装丁がまるで大学ノートのようにでき上がっている。表紙の文字もまえうで太めのサインペンで書いたような雰囲気がする。サブタイトルには“100円で作る万能「情報ノート」ともあっ…

言語化することで、思考は情報になる・・・

「佐藤可士和の超整理術」佐藤可士和著より。これだけ取り出してみると、なんだか哲学的な難しい言葉のようにも思えてくる。要するにこれは、漠然としたものを意識して整理することで、次の段階に進めるという。 まずは、もやもやとしたものを言葉にしてみる…

仕事は人生の糧ですから、楽しくないと意味がない・・・

「佐藤可士和の超整理術」佐藤可士和著より。 仕事も義務感だけで取り組んでいては気持ちも盛り上がらない。どうせなら楽しんでやりたいものだ。 佐藤氏は「楽しく、早く、いい仕事をして、人に喜んでもらって、自分もハッピーになりたい」と考えているそう…