2012-01-01から1年間の記事一覧

歳をとったから遊ばなくなるのではない。

「人間、60歳からが一番おもしろい!」保坂隆著より。 このあとには、“遊ばなくなったから歳をとるのだ”、と続いていた。こんな言葉を残していたのは、バーナード・ショー(イギリスの劇作家)だった。 実に的を得た言葉だと思った次第。歳をとっても、その…

仕事をするうえでは「BQ(ビジネスの知能指数)」が大事になる。

「独立するためにしなければならない50のこと」中谷彰宏著より。 知能指数にもいろいろあるようだ。一般的にはIQで頭の知能指数が重要視されてきた。これからはEQ心の知能指数が大事になるという。 そして、仕事をする場合はBQが大事らしい。それは、…

人生には、好きなことをやる時間しか残されてしない・・・

「独立するためにしなければならない50のこと」中谷彰宏著より。 筆者の中谷氏は、今でこそ次々と本を出版できているが、最初の10年間は1冊も出版できなかったと振り返っている。しかし、注文がないそんな時でも原稿を書きためていたという。 確かに小説家も…

六十歳からこそが、好きなように生きられる「人生で一番自由なとき」

「人間、60歳からが一番おもしろい!」保坂隆著より。 これは一般的には会社などの組織に勤めて60歳で定年を迎えた人だけが感じられることではないだろうか。もし、定年という一区切りがなければ、そのままの仕事の状態がまだ数年先まで続くと思われる。 数…

自分が簡単に手に入れた情報は、他の人もすでに知っている可能性が高

『使える!「孫子の兵法」』齋藤孝著より。 まあ、当たり前と言ってしまえばそれまでのことだろう。時どきテレビ番組で仕入れた情報をいかにも知ったかぶりをして話す人がいる。そんな話には厚みや面白さが欠けているものだ。 また聞きの情報も面白くない。…

時間はとても大切だが、時にはそれをぜいたくに使う。

「歩くとなぜいいか?」大島清著より。 ここでのタイトルは“ゆっくり道を歩くのが「遊び」の起源だ”、とあった。つまり、歩くことそのものが遊びだという意味だった。そもそも「遊び」という字は「漂う」と「進む」が組み合わさってできたものだという。 ゆ…

およそ仕事とは「戦い」である。

『使える!「孫子の兵法」』齋藤孝著より。 いま孫子と入力しようとしたら、いきなり“孫氏”と変換されて出てきた。そこで、たまたま思い出したのは、孫正義氏のことだった。ここにあげたフレーズそのもののように事業を拡大している。 これまでも大企業に戦…

一日一万歩歩くためには「歩こう」という意識がいる。

「歩くとなぜいいか?」大島清著より。 この一冊には歩く楽しみについていろいろと提案がされていた。筆者の経験が豊富に語られていて実に参考になる個所も多かった。以前からメタボなので、健康診断が終わったあとには、もっと体を動かさなければとは思うも…

体力や知力と同じで、健康な感情には他人を引きつける力が秘められて

『なぜか「人の心をつかむ男」の共通点』弘兼憲史著より。 まずは“健康な感情”というフレーズもユニークな表現だった。これは、ありのままの自分を見せることに何の躊躇もしない人間が持っているもののようだ。素直に感情を表現し、かつ親しみやすさを兼ね備…

ギャラリストは「現代」アートの伴奏者・・・

「現代アートビジネス」小山登美夫著より。 この本で初めてギャラリストという言葉を聞いた。これはが画商とも似ているものだった。画商は絵を売買する職業(美術家と顧客を仲介)で、ギャラリストは展示空間(=ギャラリー)を持って、みずから企画展示をす…

さしあたって利益にならない人脈をつくること・・・

「独立するためにしなければならない50のこと」中谷彰宏著より。 もし会社勤めをしているなら、会社の人脈と個人の人間人脈があることになる。そして、会社を通して集めた名刺は独立するとすべて役に立たなくなるという。 そこで大事なのは、個人の人脈作り…

主体性のない休みをいかにして主体的に過ごすか。

「人生を愉しむ知的時間術」外山滋比古著より。 忙しいととほど、当然ながらヒマになりたいと思うのは当然だ。そして、なんとかして時間を作ってその時間を楽しめた時は、充実感もある。英語にはmake holidayという言い方があるようだ。つまり休みは作るもの…

ネット世界の言葉の跳梁とリアル世界の言葉の不毛の隔絶・・・

「別海から来た女」佐野眞一著より。 数年前に起きた結婚詐欺連続殺人事件について書かれたノンフィクションだった。最近もこれよりさらに恐ろしい事件で64歳の女を含め8人が逮捕されたというニュースがあった。この事件の真相の解明はまだ先になるだろうが…

本題が通るかどうかは、本題に入る前の雑談できまる。

「雑談の達人に変わる本」中谷彰宏著より。 かつて中谷氏が博報堂に勤務していた頃の経験が語られていた。得意先にプレゼンに行く時は、ほとんど本題の話をしなったという。それていて、その企画は通ったようだ。 つまり、雑談がメインになってしまい、つい…

雑談を一言で言ったら、面白くありません。

「雑談の達人に変わる本」中谷彰宏著より。 雑談はもともとまとめられないもののようだ。しかし、私などは雑談が得意ではないので、しばしば「つまりそれはそういうことなんだね!」というようにまとめてしまうことがしばしばだった。 中谷氏は「雑談のヘタ…

喫茶店での仕事も積み重ねれば相当な山となる。

「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤孝著より。 筆者はもともと喫茶店の愛好家だが、意外にも『シェイクスピア全集』を訳した小田島雄志さんもそうだったようだ。その全集は全37巻にも及ぶという。 ふだんから、ある喫茶店でかなりの仕事をしていたという…

世は感性消費の時代・・・

「そうそう、これが欲しかった!」小阪祐司著より。 サブタイトルには“感性価値を創るマーケティング”とあった。このような言葉はあまりなじみがない。ここにそれがどんなものかの例があった。 それは「あなたも、ミズダコ漁で使う『タコ箱』のオーナーにな…

アーティストとして何よりも求められるもの・・・

「創造力なき日本」村上隆著より。 このあとには”デッサン力やセンスなどの技術ではなく「執念」です。”とあった。またサブタイトルには“アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」”ともある。 アーティストとして成功するための覚悟とは、何があってもやり通す…

一日のうちで短時間でも「垂直思考」を行う時間を確保する・・・

「15分あれば喫茶店に入りなさい。」齋藤孝著より。 普段ほとんど垂直思考という言葉を使うことはない。これは水平思考に対する言葉で、自分のなかの深いところで思考を進めるというものだった。 もし、ネットサーフィンだけでものごとを見ようとしても、考…

クリエイティブな活動は、喫茶店とともにありました。

「15分あれば喫茶店に入りなさい。」齋藤孝著より。 以前からこの本自体が気になっていたが、ようやく読む機会ができた。このフレーズはあとがきの部分にあったものだが、はじめにの部分では、齋藤氏は「全仕事の半分以上は喫茶店でやっています」とも語って…

結局、人と差がつくのは、努力の質と量である。

「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」見城徹・藤田晋著より。こう語るのは見城氏だが、しかも日曜日は大嫌いだという。朝起きて、日曜だとがっかりするともいう。さらに、「今日は会社に行けないのだ…

知識がなくとも、知識があるように見せかけることもできないわけでは

「他人に軽く扱われない技法」内藤誼人著より。 いずれにしても教養がある人は、他人からあなどられることが少ないようだ。むしろ教養があることでトクすることがたくさんあるという。 そこで読書もあまりできなくても、ある程度は自分の知識をアピールする…

巷の大ヒットしたものの多くには、必ず「独占」というキーワードが隠

「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」見城徹・藤田晋著より。 一般的には独占しようと思えば、具体的には特許や著作権を設定する必要があるのだろう。しかし、それには時間も費用も膨大にかかる。 見…

気力というものは筋肉にもい似ていて、使わないとすぐ衰える。

「五十歳でも老人八十歳でも青年」森村誠一著より。 若い頃はよく、大事なのは気力、学力、体力などと言われたものだが、年齢を重ねるごとにどれも失われているのを実感する。森村氏は、心の老いは無気力を招くと述べていた。 そんなことになる前に、精神の…

「スピードのない誠意」はありえない。

「しびれるブランドを作ろう」中谷彰宏著より。 しばしば誠意をもった対応、というようなことを耳にしたりする。そこでまず大事だったのは、スピードだったのだ。いくら誠意を込めたとしても、スピードがなかったら意味がないということになる。 何かトラブ…

習慣とは、頭ではなく身体でつけるもの・・・

「仕事は頭でするな、身体でせよ」久恒啓一著より。 この本のテーマのようなフレーズだった。たとえば、毎日じっくりと1時間考える習慣を持つようにしようと考えても、それを実行するのは難しい。 むしろ、なにかを考えるよりブログを開設して書き続けるほう…

仕事の面白さは、己のしてきた苦労に比例する。

「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていたくはない」見城徹・藤田晋著より。 それにしても、長い本のタイトルで、しかもインパクトがある。これは見城氏のワンフレーズそのものだった。この本では、見城氏が書いてい…

余生を「余恵」として最大限に駆使したい。

「五十歳でも老人八十歳でも青年」森村誠一著より。 それにしても、この本のタイトルは興味深いと思った次第。まず、普段あまりなじみのない「余生」につて、ウェブの辞書で引いてみると次のような説明があった。・・・『余生ー盛りの時期を過ぎた残りの生涯…

「作業」と「仕事」は違う。

「仕事は頭でするな、身体でせよ!」久恒啓一著より。 単純な作業をしているだけでも仕事をしている気になってしまうことがある。しかし、筆者はそれは別ものだという考えだった。しばしば「作業」のほうにほとんどのエネルギーを費やしてしまうこともある。…

実績のない人間にチャンスが巡ってこないのは世の道理だ。

「仕事は頭でするな、身体でせよ!」久恒啓一著より。 どんな職場でも自分がやりたいと思っているような仕事はいきなりやらせてもらえるわけではない。むしろはじめのうちはつまらない雑用がメインではないだろうか。しかも、それをしっかりとやって、コツコ…