一日一万歩歩くためには「歩こう」という意識がいる。

「歩くとなぜいいか?」大島清著より。
この一冊には歩く楽しみについていろいろと提案がされていた。筆者の経験が豊富に語られていて実に参考になる個所も多かった。以前からメタボなので、健康診断が終わったあとには、もっと体を動かさなければとは思うものの、なかなか継続できないでいた。
実際、ここには、明治から大正にかけてのサラリーマンは、一日平均で三万歩は歩いていたと書かれていた。距離では十五キロほどになるらしい。実に驚くべき時間と歩数だ。
そこで、とりあえずこの数日間は意識して今までバスに乗っていた距離を歩いてみた。すると、意外にも歩けることがわかった次第。しかし、とても一万歩には届かない。かなり歩いたかなと思っても、四千歩にも満たなくてガッカリしたものだ。
やはり今後とも、生活習慣病を防ぐためには、“意識して”歩かなければと思った次第。だらだらと歩いているうちは、やはり健康にはほど遠いのかもしれないな・・・

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免疫力をつねに高めておこうとすれば、ハードすぎない適度な運動を心がけておく必要がある。
「歩くとなぜいいか?」大島清著より。
筆者は80歳を過ぎて実にはつらつとして健康だ。それも毎日ウォーキングを継続しているからのようだ。それがハードすぎない適度な運動でもあるのだろう。
筆者はもともと医学博士であることから、言われることは実にわかりやすく納得できそうだ。大島氏はさらに、大事なことを述べていた。
それは、免疫力を高め、NK細胞を活性化させておくための条件だった。それは、楽しんで運動をするということだった。そうすることで免疫機能が増加するそうだ。
結果的には、ウィルスなどを寄せつけない抵抗力となるのだった。つまり風邪もひきにくくなるということもいえるようだ。最も簡単なのは楽しみながら歩くことだった。
筆者は別のページで、決して無理をせず、頑張らなくていい、ということを言ってくれている。そんな言葉も歩き続けるための後押しとなってくれそうだ。

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歩き続ける限り、みんなウォーカーなのだ。
「歩くとなぜいいか?」大島清著より。
ウォーキングの基本について述べられていた。それは実にシンプルなもので、無理なく元気に歩き続けることだった。調子がいいと、ついつい長く歩きたくなってしまうものだ。
しかし、その後は足のどこかが痛くなったりしてしまう。それで中断したら、結局続けるということができなくなってしまう。やはり歳をとったらほどほどにした方がよさそうだ。
歩くこともやはり習慣づけないとだめなようだ。以前もやっていたのだが、再びグラフに黒丸で歩いた距離をつぶしていくようにしている。目標は一日一万歩以上としている。
今のところ、別に苦しいとは感じないでいられるのが幸いだ。筆者はどんなやり方でもウィーキングになるという。たとえば、散歩帰りに銭湯に寄ってくるのもありだった。また買い出しもウォーキングでもあるらしい。通勤途中にひと駅前で降りて職場に歩いていくのもそうだった。
私の場合、今まで通勤の歳、最寄りのバス停からバスに乗っていたが、この数日間は時間が許す限り遠くのバス停または、徒歩で駅まで向かっている。まあ、いつまで続くかわからないが。

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