2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

運命のいたずら・・・

「日経新聞、夕刊」2007.2.19〜23より。 “人間発見”というコーナーで5日間にわたって、出光興産社長の天坊昭彦氏(67)のインタビュー記事が掲載されていた。その始めの部分にあったフレーズ。そこには出光に入社するまでのいきさつが触れられていた。 冷や…

「納豆の快楽」という本・・・

「食の堕落と日本人」小泉武夫著より。 納豆ダイエットの捏造番組事件が起こる数年前に書かれたのが同じ筆者による「納豆の快楽」という本だった。実はこの本はまだ読んだわけではない。ただこのタイトルが発酵の専門家である筆者らしいと思った次第。 昨日…

鰹節というのは世界に誇るべき日本の宝といってよい食べものだ。

「食の堕落と日本人」小泉武夫著より。 鰹節といえば、今ではもう削られたものが真空パックに入っているものばかりが目に入る。しかし、私が子供の頃には木よりも硬い鰹節を削り器でゴシゴシとやって削ったものだった。今家庭でそんな削り方をしている人は稀…

やはりボランティアが頼りか・・・

一昨日は第1回「東京マラソン」が開催されたが、生憎の雨のスタートだった。たまたま新宿にいた私は青梅街道沿いで10分間ほど、都庁からスタートしたばかりのランナーたちの流れを目にした。雨の中を傘をさしてみているだけで寒さがしみてきた。 カッパを身…

目標はノルマではない。本当にかなえたいものを設定すべし。

「PRESIDENT」2007.1.29号より。 個人的にはしばしば、目標=ノルマという考え方をしてしまう。この2つの言葉の境界線は自分の中ではかなり曖昧だ。年の初めには今年は何かをやり遂げようなどと心に決めたりするが、そんな目標も日が経つにつれて忘れてしま…

マスコミの熱が冷めた時が試練の時だ。

「産経新聞」2007.2.12付けより。 “風を読む”というコラムのなかにあったフレーズだが、これは宮崎県知事の東国原氏について述べられた部分にあったもの。 彼は連日のように、鳥インフルエンザ対策で都内のあちこちを回って、自らがトップに立つセールスマン…

九十歳を過ぎてもなお夢を追い続けた。

「日経新聞、夕刊」2007.2.9付けより。 追想録というコーナーに安藤百福さん(日清食品創業者)の子とが取り上げられていた。今年の1月5日に96歳で亡くなられた。すでにこの人のことはあちこちで語られている。 安藤さんが世界初のインスタントラーメン(チ…

いい茶坊主 悪い茶坊主。

「いい茶坊主悪い茶坊主」立石優著より。 これは著書のタイトルそのままがちょっと気になったから取り上げてみた次第。茶坊主には常に悪いイメージがつきまとっている。しかし、本来はそうでもなかったのだ。 実際にウェブの辞書で調べてみると次のように説…

“芸術する”スポーツなど。

ちょっと気になる言葉に、ふだん時々耳にする“芸術的〜”というのがある。そのほとんどは実際の芸術とは全く関係ないもので、だからこそ芸術的という表現が用いられるのだろう。たとえば、サッカーの場合、蹴られたボールが絶妙なカーブを描いてゴールネット…