2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自分が良かったと思うことは、広く人に伝えようとする。

「つきあい好きが道を開く」樋口廣太郎著より。 これは京セラ名誉会長の稲盛和夫さんの最大の特徴らしい。ある会社の社長が「あなたの会社の特許関係者は何人いますか」と聞かれて「22、3人」と答えた。すると稲盛氏は「かつてはうちにも同じくらいの人数の…

この1、2ヶ月で自分を変える何かした?

「R25」2007.10.25号より。 要するに何か新しいことを始めれば、今まで気づかなかった新しい発見もあるはずだという主旨の特集だった。タイトルは「プチ自分改革のススメ」とあった。 ここには、20代、30代の人たちへのアンケート結果があった。そこでの質…

芸術はここちよくあってはならない。

「今日の芸術」岡本太郎著より。 氏はこの一冊のなかで「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれであってはならない。ここちよくあってはならない。」ということを宣言している。これが芸術における根本条件だという。 一般的には絵はうまくとかきれい…

芸術には古いも新しいもないはず。

「今日の芸術」岡本太郎著より。 まずは、この本(文庫本)を書店で手に取り、数ページを読んだだけで、その文章のわかりやすさに魅かれてしまった。初版は1954年だった。もう半世紀以上前に書かれたものだった。しかし今読んでも実にみずみずしい。まったく…

アイデアは「私」の中に眠っている。

「メトロポリターナ」2007.10月号より。 釤ニューハーフ実業家のお仕事のヒント帖”というコーナーで目にしたフレーズ。こう語っているのは如月音流(きさらぎねる)さんだった。実業家として成功していくためには、様々なアイデアを出すことも要求されるだろ…

「上達するためには、面白がることが重要です」

「相鉄瓦版」2007.10月号より。 創業から60年近い歴史を持つ「戸山家具製作所」の職人戸山顕司さんはキャリア40年以上のベテラン職人だ。そんな戸山さんが父親から言われた言葉は「おまえには仕事を教えない」というものだったと述懐している。 その理由は家…

イグノーベル賞

2007年 化学賞:ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究 - 山本麻由(国立国際医療センター研究所研究員(研究発表当時・2004年)) 永島敏行・・農業コンサルタント・・・軍人・・・意外性と納得性.朝日新聞ホームページ「どらく」\\\\…

見知らぬ本との出会いをくれるのが図書館のありがたいところ。

「アーバンライフ・メトロ」2007.10.1号より。 この号の特集は“自分磨きの図書館術”だった。いったいなんだろうとちょっと気になったが、別にこれといって目新しい術があるわけでもなかった。いくつか特色のある図書館などの紹介があった。 本屋にいってもど…

彫ることは描くことより何倍もの手間と時間がかかる。

「エッシャーに魅せられた男たち」野地秩嘉著より。 面を表現することを考えた場合、版画を彫るエネルギーは膨大なものらしい。これは大蔵省印刷局の上席工芸官の話だ。つまり紙幣の原版を彫る人のことだった。版画とはいっても芸術家ではなく職人といったほ…