2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

悪条件、あるいは逆境は、日々の免許書き換えでもある・・・

「テレビ、このやっかいな同居人」阿久悠著より。 長年にわたって音楽の世界に身を置いてきた筆者ならではの感覚なのだろう。ブームという大波が押し寄せてきて、それもいつしか去っていく。そのブームの繰り返しがいつも行われているのが音楽の世界のようだ…

「合理的なものほど美しい・・・」

「ミステリーとの半世紀」佐野洋著より。 この本は筆者の回顧録のようなもので5年間にわたって連載されたものをまとめたものだった。本のタイトルにある「半世紀」とは、佐野氏が初めての作品『銅婚式』を1958年に書いてから今年2008年までの50年間と一致し…

実のところ、世界に名を借りた「日韓五番勝負」だった。

「朝日新聞」2009.3.25付けより。 昨日の昼間は実に熱狂してテレビ画面にくぎ付けになってしまった。とは言っても、出先でのケータイのワンセグの画面を覗き込みながらだったが。日本の優勝決定後20分ほどで電池切れになってしまったが、まあいい場面は堪…

今の時代、言葉のパッケージ化が常識で、・・・

「テレビ、このやっかいな同居人」阿久悠著より。 この言葉のパッケージ化というのが実にユニークな表現だった。つまりこれは、ある程度関連がある言葉を簡単にひとまとめにしてしまうことだった。それが頻繁に行われているが、必ずしもそれがいい風潮とは限…

人と会う際のコミュニケーションカラー。

「東洋経済オンライン」 2009年3月18日(水)配信より。 ここでのタイトルは『“ネクタイ色で決まる第一印象”・・・・イメージアップの手助けをするコミュニケーションカラー 初対面での、話題づくり!』とあった。 この記事を書いていたのは、カラーセラピー研…

言葉のアルバム・・・

「暮らしの風」2009.3月号より。 “ボイスステーション”という読者からの投書のコーナーがあった。今月のテーマは「寄せ書き」となっていて、新潟県のある女性からの投書の中にあったワンフレーズだった。そこの最後の一文は、寄せ書きについて「写真とは一味…

マックのメニュー開発に一流シェフがかかわっている・・・

ホームページ「クーリエジャポン」2009.3.10付より。この一流シェフとは、まだ少年のような面影を残すといわれるのはダン・クードロー氏(43歳)だった。1995年に米国調理学院(CIA)を首席で卒業し、03年には業界誌「全米レストラン・ニュース」の「トップ…

60本の赤いバラ・・・

ホームページ「ブリエ」より。先日、上記のサイトを見ていたらなぜか、「還暦祝いを探す」というコーナーが目に入った。すると「OCN楽天ショッピング」にリンクしていた。 還暦祝いにこんなものはどうかという提案らしい。昔から還暦祝いには“赤いちゃんちゃ…

旬の時季にしか味わえない「季節限定品」・・・

「相鉄瓦版」2009.3月号より。 この号の特集は“色いろの春、到来”とあった。ここでは「本日は春野菜日和」と題してあるエッセイが目に入った。今では季節感がほとんどわからないほど、一年を通じて色とりどりの野菜や果物がスーパーには並び食卓に上ってくる…

日本人は、検定や資格が大好き・・・

「R25」2009.2.26号より。 作家の石田衣良が最後のページにあるコラムのなかで書いていたこと。先ごろ、漢字能力検定協会の不祥事があったが、理事長はほとんどこの協会を私物化して巨額の利益を上げていたようだ。 かつて1975年には受検者数は670でしかなか…

表現の「コロンブスの卵」・・・

朝日新聞よりのメルマガ(2009.3.1)より。 ここにあった記事にリンクしていくと森村誠一さんの「アスパラ写真俳句塾」の総評を読むことができた。そのなかのワンフレーズだった。「第8回アスパラ写真俳句塾」の応募総数1166点うち入賞作品が10点ほど掲載さ…