2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

体力や知力と同じで、健康な感情には他人を引きつける力が秘められて

『なぜか「人の心をつかむ男」の共通点』弘兼憲史著より。 まずは“健康な感情”というフレーズもユニークな表現だった。これは、ありのままの自分を見せることに何の躊躇もしない人間が持っているもののようだ。素直に感情を表現し、かつ親しみやすさを兼ね備…

ギャラリストは「現代」アートの伴奏者・・・

「現代アートビジネス」小山登美夫著より。 この本で初めてギャラリストという言葉を聞いた。これはが画商とも似ているものだった。画商は絵を売買する職業(美術家と顧客を仲介)で、ギャラリストは展示空間(=ギャラリー)を持って、みずから企画展示をす…

さしあたって利益にならない人脈をつくること・・・

「独立するためにしなければならない50のこと」中谷彰宏著より。 もし会社勤めをしているなら、会社の人脈と個人の人間人脈があることになる。そして、会社を通して集めた名刺は独立するとすべて役に立たなくなるという。 そこで大事なのは、個人の人脈作り…

主体性のない休みをいかにして主体的に過ごすか。

「人生を愉しむ知的時間術」外山滋比古著より。 忙しいととほど、当然ながらヒマになりたいと思うのは当然だ。そして、なんとかして時間を作ってその時間を楽しめた時は、充実感もある。英語にはmake holidayという言い方があるようだ。つまり休みは作るもの…

ネット世界の言葉の跳梁とリアル世界の言葉の不毛の隔絶・・・

「別海から来た女」佐野眞一著より。 数年前に起きた結婚詐欺連続殺人事件について書かれたノンフィクションだった。最近もこれよりさらに恐ろしい事件で64歳の女を含め8人が逮捕されたというニュースがあった。この事件の真相の解明はまだ先になるだろうが…

本題が通るかどうかは、本題に入る前の雑談できまる。

「雑談の達人に変わる本」中谷彰宏著より。 かつて中谷氏が博報堂に勤務していた頃の経験が語られていた。得意先にプレゼンに行く時は、ほとんど本題の話をしなったという。それていて、その企画は通ったようだ。 つまり、雑談がメインになってしまい、つい…

雑談を一言で言ったら、面白くありません。

「雑談の達人に変わる本」中谷彰宏著より。 雑談はもともとまとめられないもののようだ。しかし、私などは雑談が得意ではないので、しばしば「つまりそれはそういうことなんだね!」というようにまとめてしまうことがしばしばだった。 中谷氏は「雑談のヘタ…