2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

経験を生かし「定石+α」の発想を生み出せる人になるには・・・

「PRESIDENT」2006.8.14付けより。 定石というとすぐに連想するのが、将棋や碁になってしまう。もちろん一般の仕事にもそのようなものはあるだろう。ここで改めてgooの辞書で調べたものをコピーしてみよう。 (1)囲碁・将棋で、ある局面において双方にとって…

なぜヒットを生む人はデータの異常値に目を向けるのか。

「PRESIDENT」2006.8.14付けより。 データというものは、だいたいが過去の実績や記録だろう。それを分析することで今後の対策や方針を立てる参考にしたりする。また、その調査データをもとにアイデアを考え出すこともあるだろう。 しかし、そのデータはすべ…

本当の自分ができないことを仕事で実現することだってできる。

「朝日新聞」2006.8.27付けより。 “仕事力”というコーナーで香山リカさんが述べている言葉。この人は何年も前から、新聞、雑誌、テレビ、本とマスコミへの露出度が高い。本業は大学の先生だから、“タレント”教授になるのだろうが、それは本来の“才能”がある…

初心者もマニアも同じように楽しめる空間・・・

「NHK知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」2006.8-9月号より。 先日ぶらっと立ち寄った書店でNHKのテキストコーナーでちょっと変わった一冊を目にして衝動買いをしてしまった。表紙にはジャイアント馬場が正面を向いている写真があった。 この人物にこだわって…

“24時間テレビ”と涙、そして笑顔。

“24時間テレビ”はもう毎年の恒例となっている。そこでは必ず涙を誘うコンテンツがいくつも用意されている。ハラハラドキドキの感動のドラマもあったりする。 ところで、今朝の朝日新聞、日曜版には「涙によるストレス解消効果は、うれし泣きでも悔し泣きで…

少々の容姿の良さよりも、とびきりの笑顔の方がよほど人に愛される。

「朝日新聞、土曜版」2006.8.26付けより。 前日たまたま笑顔について触れていたら、今朝の新聞の“フジマキに聞け”のコーナーで藤巻幸夫氏が21歳の女性の質問に答えていた。その中のワンフレーズ。 質問は「就職活動を控えているが容姿に自信がないので、整…

口が笑っていても目が笑っていないことが多い。

「ゴールデンミニッツ」(東京メトロのフリーペーパー)2006.8月号より。 こう語っているのは藤巻幸夫氏だった。彼は“人とコミュニケーションしていく中での笑顔っていうのは、作るものじゃない。からだ全体で笑わなくちゃ”という。 確かに口では笑っている…

他人とは違う趣味を肯定してくれる母の存在があったからこそ・・・

「月刊現代」2006.8月号より。 乙武洋匡氏の“教育レポート”という記事の中にあったフレーズ。これは彼が華道家の假屋崎省吾さんと対談したときのものだった。假屋崎さんは子供のころ、同世代の友人たちが野外で野球を楽しんでいてもそれには加わらず、自宅の…

子どもは純粋なのではなく、未熟なだけ。

「芸術力の磨きかた」林望著より。 この本のサブタイトルには“鑑賞、そして自己表現へ”とある。芸術は単に鑑賞するばかりではなく、もっとお気楽にその世界を楽しもう、というのがこの筆者の言いたいことのようだ。 しかしながら、全体的にはちょっと辛口の…

一期一会一球。

「朝日新聞朝刊」2006.8.22付けより。 今朝の新聞はどれも昨日引き分け再試合が行われ、初優勝を飾った早実の記事を一面ほかで取り上げていた。その経過や内容についてはいまさらここで述べるまでもないだろう。 今朝目にしたこの高校野球関連の記事のなかで…

料理人が幸せでないと、愛情の込もったおいしい料理は生まれない。

「父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる」陳健一著より。 この一冊にこめられたメッセージはこのフレーズに要約されているように思えた。それはまたこの本のタイトルにも表れている。 陳健一の父は「中華の神様」と呼ばれていた陳健民だ。彼はその父の味に近づき…

図工が得意ではなかったアートの職人。

先日、日本を代表する彫金技術者の照井清氏の実演を拝見する機会があった。 そのときの「子供のころから図工が得意だったんですか?」という質問に対しての返事が上記のものだった。それは意外なことでもあった。 「現代の名工」として2002年に厚生労働大臣…

夏の全国高校野球大会(甲子園)は夏の風物詩の代表ともいえる。

まあ、多少とも高校野球に関心がある人にとってはそうではないかなと思った次第。でも、とくに興味もなければ、なぜ高校野球ばかり取り上げるのかと思うのも当然のことかもしれない。とにかく野球は見るスポーツとして国民的娯楽の代表ともいえるだろう。 し…

「郷土の代表」として心の底から応援できるだろうか。

「産経新聞」2006.8.16付けより。 もうこれだけで何を意味しているか想像はつく人も多いことだろう。今行われている甲子園での全国高校野球大会のことだ。いままでは留学といえば、海外か“駅前”に限られていたが、最近では高校野球留学も入ってきた。 つまり…

名作の朗読をケータイで楽しむ。

「産経新聞」2006.8.16付けより。 昨日たまたま、“デジタルキオスク”などという造語の語感がよかったので、取り上げてみた。そしたら今朝の新聞にはちょっとそれに似たような記事が掲載されていた。 文学作品の朗読をケータイで聴くことができるというもので…

空港に設置されたデジタルキオスク。

ウェブサイト「百式」(8.4付け)より。 今月初めに目にした記事だったが、どうもちょっと気になっていた。このデジタルキオスクというのはもちろん造語だった。つまり、イメージとしては駅の売店のようなカウンターでデジタルコンテンツをダウンロードで…

〜〜の健康機能性が注目されています。

「ラズベリー、ブラックベリー」(NHK趣味の園芸)国武久登著より。 上記の〜〜の部分には当然、上の2種類の果実が入っている。食物には関心があっても植物には興味がない人は多いかもしれない。私はどちらも嫌いではないほうだが。 最近は体によさそうな食…

自分の人生にふさわしい道具・・・

「ENGLISH JOURNAL」2006.8月号より。 この号の表紙になっていたのはモーガン・フリーマン(米・ベテラン俳優)だった。彼がインタビュー記事のなかで答えていたフレーズ。インタビュアーが「演技への興味に火がついたのはいつのことだったか覚えてますか?…

過去の失敗から多くを学び、ちょっとした成功体験からも勇気を得る。

日記に対して、そこにいただいたコメントを読んでいるうちに、ふと思いついたことば。 仕事、勉強、就職・・・自分のなかではちょっとした成功があれば、失敗もあるもの。自分も振り返れば失敗のほうがほとんどかもしれない。 でも、わずかながらも自分なり…

成功体験を思い出すMYプロジェクトX.

「PRESIDENT」2006.7.17号より。 なんだか大げさなフレーズに思えるが、個人的なレベルで考えればいいことのようだ。プロジェクトXはかつてのNHKの人気番組だった。そこで取り上げられていたことは、たんに運よく、スムーズに成功したプロジェクトではなかっ…

「こだわりの卵」をあたためつづける。

「PRESIDENT」2006.7.17号より。 ある有能な上司の下についた営業マンからの相談だった。主な内容は・・・直属の上司はトップ営業マンだったためか、提出する提案書や商談内容について細かく支持され、しかもダメだしをされることが多いという。それがたび重…

やる気を自分の「意志」で引き出すことは難しい。

「PRESIDENT」2006.7.17号より。 こう述べているのは脳科学者の池谷裕二氏だった。今までは脳が身体を支配していると思われてきたが、現実にはその逆である傾向が強いようだ。 脳の働きは脳自身が決めているのではなく、むしろ身体が決めていた。つまり、や…

ポップパワーと呼ぶべき一種のエネルギーは、国としてのブランドを形

「日本のポップパワー」中村伊知哉・小野打恵編著より。 このエネルギーを実感できるのは、その業界に携わっている人たちだろう。正直言ってマニアでもオタクでもない私などには、それほどすごいパワーがあるとは意外なことでもあった。 この本の中で述べら…

大口をたたくことは自己暗示の一種で、いい効果をもたらすことが多い

「朝日新聞、日曜版」2006.8.6付けより。 “スポーツラボ”というコーナーで目にしたフレーズ。ここでは亀田興毅の例が別の視点から取り上げられていた。世界王座決定戦を前にしてビッグマウスは次のようだったらしい。 「おれは豪快に倒してベルトを取るだけ…

ホームタウン・ディシジョンの許容範囲を超えている。

「産経新聞」2006.8.6付けより。 もうこれだけで、多くの人は何のことかピンときているに違いない。先日行われた、WBA世界ライトフライ級王座決定戦(亀田興毅対ファン・ランダエタ戦)のことだ。誰が見てもおかしな判定結果だった。 上記のフレーズは、「断…

芸術の「受け手」としては、財布の紐がゆるい人が多い。

「芸術力の磨き方」林望著より。 (前日のつづき) 私は芸術も芸能もこちら側が楽しければいいじゃないか、と曖昧に結論付けようとしているのに対して、筆者はさらにツッコミを入れている。そして芸術は観るだけのものだろうか、と問いかけている。 林さんは…

オペラを歌う人は芸術家で、ポップスを歌う人は芸能人・・・

「芸術力の磨き方」林望著より。 もしかしたら、そうかもと思ってしまうフレーズだ。つまり「芸術」と「芸能」の間に境界線が引かれているのだ。「クラシック音楽をやっている人は、自分たちの演奏こそが芸術でロックやポップスはそれより一段低い芸能として…

作品と作者のプライバシーは紙一重。

「産経新聞」2006.8.3付けより。 これは「私の失敗」というコーナーで見城徹さん(幻冬舎社長)が言っていたこと。いろいろなところでこの人のインタビュー記事などを見たことがあるが、実にエネルギッシュな人という印象をうける。数多くのベストセラーを出…

世界に誇る日本の2大文化を大学で学ぶ。

電車内で目にした大学の広告。 これは東京工芸大学の新学科の宣伝のためのコピーだった。 そして、メインは「マンガ学科、ゲームコース新設」となっていた。正確には後のほうは芸術学部アニメーション学科のゲームコースということになる。それにしても随分…

EJで始める英語の「ちょいトレ」

「ENGLISH JOURNAL」2006.7月号より。 上のEJはこの雑誌のことだ。最近流行の「ちょい」が使われいているのが気になった。先月はこの「ちょいワル」などを流行らせた雑誌編集長が10日間の謹慎処分で事実上の解任というニュースを目にした。会社がそこまでの…