〜〜の健康機能性が注目されています。

ラズベリーブラックベリー」(NHK趣味の園芸)国武久登著より。
上記の〜〜の部分には当然、上の2種類の果実が入っている。食物には関心があっても植物には興味がない人は多いかもしれない。私はどちらも嫌いではないほうだが。
最近は体によさそうな食べ物だ、となるとちょっと気になってしまう。どうも歳のせいかもしれない。そして、“生活習慣病や老化を抑制する〜〜”などの言葉にはちょっと反応してしまったり。
だからこそ、トクホが注目されているのかもしれない。普段の食事から健康を期待できるものならなおさらありがたい。一般的にはサプリメントとか健康食品などと言われるものが売られているが、それらのなかにはまるで薬のような錠剤になっているものも多い。人工的なものであることがちょっと気になる。とくに美味しいとも思えないし。
それに対して、自家製栽培、無農薬で育てた野菜や果実ならもっと安心できそうだ。この本のタイトルでもあるラズベリーブラックベリーもその一つだ。それによれば、ポリフェノールが豊富に含まれるほか、ビタミンC,ペクチン、鉄分も多く含まれている。またラズベリーの香気成分であるラズベリーケトンに脂肪燃焼作用が報告されているという。
ただし難点はこの果実はあまり日持ちがしないことだった。冷凍保存がいいようだ。自宅にもそれぞれ一本ずつあるが、眺める以外は対して利用していなかった。ブラックベリーは初夏にたくさん咲くピンク色の花は十分鑑賞にたえるものだ。しかも、その後の果実も緑から赤、そして濃い赤紫色に変化するグラデーションはけっこう楽しめる。
ところが味がイマイチなので、この2年ほどは口にしていなかった。(8月初めにすべて枝を切って捨ててしまったのが惜しまれる。)ラズベリーはそのまま生食できる。来年は真面目にブラックベリーをジャムかジュースにでも加工してみるかな・・・健康のためにも。