2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

当たり前のことをやっていたら、だれも相手にしてくんないよ。

「朝日新聞」2005.9.28より 生活面の「仕事考」というコーナーで岡野雅行(岡野工業代表)さんはこう言っている。 学歴もコネも地位もない彼にあるのは誰にも負けない技術だという。こう思うことが自分の活力になっているらしい。 逆に言えば当たり前の発想…

成功しても、オレは同じ仕事は3年以上はやらない。

朝日新聞2005.9.12付け記事より これは「仕事考」というコーナーで岡野工業の経営者岡野雅行さんが言っている言葉だ。この人のことは先月もこの日記で触れていた。( ) 岡野さんの工場はどんな感じなのかということは次の説明がわかりやすい。“言ってみれ…

「この人家事とかやってるんだ」感。

「スマートモテリーマン講座」武田篤典著より ためになるとか、ならないとかは別としてこの一冊は面白イラストとともにギャグマンガと同じレベルで楽しめる。(別に宣伝じゃありませんから) この回の話題のはじまりは料理だ。サラダをオーダーした際に取り…

世の中に完全無欠な人間はいない。が、自分を完全無欠に見せたい人間

「スマートモテリーマン講座」武田篤典著より このフレーズのあとには“それゆえ、人は背伸びをし知ったかぶりをするのだ。”と続いている。でも完璧に近い人ほど近づきにくいことも確かだ。 そこで、ここではその点をついている。モテる男は決して完全ではな…

まるで勝つためのDNAが組み込まれているような感じがした。

昨日の朝青龍の6連覇を見ていてふと思ったこと。 昨夜から今朝にかけて、テレビのスポーツニュースでは朝青龍の千秋楽の取り組みを何度も流していた。それを見る度もう何年も日本人力士が横綱になっていないことにも気付いた。少なくとも、この一年間は日本…

朝青龍にとっては、勝つことが生きること。日本人とは気合の入り方が

「日経ビジネスアソシエ」2005.10.04号より この一年間、朝青龍の一人勝ちが続いた。今日(9.25)優勝を飾って大鵬以来史上2人目の六連覇を成し遂げている。 彼の相撲は憎々しいとまで言われる。勝負の世界では勝つか負けるかの二つしかない。誰もが勝つた…

女を翻弄する、料理も仕事も得意な男のゴミ出しテクニック。

「スマートモテリーマン講座」武田篤典著より こんな大して意味もない面白フレーズが気になることもある。ギャグにツッコミを入れながら読むのも面白い。このページを少しだけ紹介してみよう。 まず、仕事も料理も得意な男というところからクスクスしてくる…

「冷静と情熱のあいだ」を常に行き来する辻仁成のようなバランス感覚

「デジタルの仕事がしたい」杉山知之編より こう言っているのは映像作家の真島理一郎さんだった。とくに意味はないが何となくこの表現が気になったのだ。 私自身この辻仁成の小説は読んだことはないからそれについて触れることはできない。せいぜい知ってい…

嫌々やるのと楽しそうにやるのとでは、その後の結果に大きな差が生ま

「デジタルの仕事がしたい」杉山知之編より これは“メディアアーティストの仕事をするうえで、もっとも大切なことは何ですか?”という質問に対して八谷和彦さんの「楽しむこと」という言葉のあとに続く返答だ。 もちろん仕事をやっていれば、楽しくないこと…

技術があるかどうかよりもアイデア、そしてアイデアを支える「やる気

「デジタルの仕事がしたい」杉山知之編より この本の中身は11人の現役でデジタル業界で働く人たちによってその個性的な仕事が紹介されている。デジタルの仕事っていうのも幅が広い。この本はこれから社会に出ていく若者、主に高校生や大学生向けに書かれてい…

技術とかコツとかいくら覚えても、けっきょくはその底にある魂が大切

「何を書くか、どう書くか」板坂元著よりたまたま、本棚にカバーが外れている昔の本があったので、ぱっと最後のほうを開いてみたらそこにあった言葉。この本の発行を見ると25年も前のものだった。新刊で買った覚えがある。いかに本の整理をしてないかもわか…

感動は相手の予期せぬことをしない限り生み出すことはできない。

PRESIDENT 2005 9.12号より トヨタ式仕事の教科書という特集記事が掲載されていた。 最高の顧客満足を追求したクオリティーの高いサービスのノウハウを身につけるため、トヨタはザ・リッツ・カールトンに学んだという。リッツ・カールトンホテルのお客は富裕…

仕事の基本は仲の良いケンカにある。

PRESIDENT2005.9.12号より この号の特集は“トヨタ式仕事の教科書”だった。上記はこの中での、6月に就任した渡辺新社長の言葉。 この社長はヒラ、係長、課長、部長の時期を通じて上司とケンカをしなかったことはないという。たとえば、総務部広報課にいたとき…

筋肉を鍛えつつ知性に磨きがかかる。

「R25」(2005.9/16〜22号)より これは“スマートモテリーマン講座”というコーナーにあったフレーズ。いったい何のことだろうと思えるが、何のことはない百貨事典クラスの分厚くて大きい本を持ち出すススメだ。本を読むものというだけでなく、モノとして…

「今のノウハウを持ってあのころに戻してくれたら・・・」

「R25」(2005.9/11〜22号)より こう語っているのは矢沢永吉。確かにそう思うことってありますね。彼はデビューしてからずっと熱く走り続けてきたようにも思える。だから随分長く活躍しているようだが、まだ56歳と意外に若い。(いま、学生時代にキャロル時…

やはりユーモアに対しては敏感な人が多い。

これは、いまふと自分が感じたこと。きのうウェブ日記のなかでにユーモアについてほんのちょっとだけ自分なりに触れてみた。すると、意外にも多くの方からコメントを頂戴し、多くの方がユーモアを必要としている事にも気付かされた次第。 たまたま手元にあっ…

心の中にユーモアの木を植えよう。

インターネットラジオで聞いたフレーズ。 最近残暑のせいかなんだかだるい日々を過ごしています。すると、体に余裕がなくて、ついつい自分でも顔が無表情になっているような気がします。体が疲れているとついでに気持ちも疲れてくるようです。また気分がのら…

長く成功し続ける人は趣味も大切にしている。

THE21 2005 10月号より ビジネス・エリートの頭脳活性術というコーナーで吉田たかよし氏が語っていることば。 ここでは米国のライス国務長官を例に挙げている。彼女は家柄や親の七光りがモノをいう政界で、逆境を乗り越えて成功を手に入れている。黒人と女性…

感受性と行動力。これこそビジネスマンに求められている条件。

THE21 2005 10月号より 神田昌典氏(経営コンサルタント)が五嶋みどりさんにインタビューしている。そのかなでのことば。 彼女は10代のころから天才ヴァイオリニストとして有名だ。しかも今では演奏家のほかにもいくつもの団体を立ち上げて、自ら地域に出…

一日に百人に会うことを営業ノルマに課してきた。

「THE21」 2005 10月号より こう語っているのはダイエー会長兼CEOの林文子さんだ。いま書店にはこの人の書いた「失礼ながら、その売り方ではモノは売れません」が平積みになって売られている。 一見するとだだのおばさん(失礼!)にしか見えないが、過去…

情報がないから、品物の価値がわからない。

「俺が、つくる!」岡野雅行著より 当たり前のようなことも、この人がいうと説得力がありそうだ。というのも、金型の仕事を外注に出したときのこと。下請けさんに目いっぱいの見積もりで出すようにったら消費税を入れて100万円弱で見積もってきたという。下…

規制のなかからはみ出せないから、よいものもできない。

「俺が、つくる」岡野雅行著より 岡野氏はものをつくる際に図面を書いたことがないという。図面がなくても全て頭の中に入っているからできる。これは腕のいいピアニストは楽譜がなくても耳で聴けば弾けてしまうのと同じことだという。 図面を引かないからこ…

最先端のハイテクを支えているのは、ローテクの技術なんだ。

「俺が、つくる!」岡野雅行著より これを正確に言えば次のようになる。“最先端のハイテクを支えているのは、昔からある金属プレス加工というローテクの技術なんだ。” 岡野さんの会社は従業員6名という町工場だ。しかし、名だたる大企業が頭を下げて注文に…

筋力と脳力が衰えた現代人。

「伝わる!説明術」梅津信幸著より これはまさに自分のことだな、と思った次第。世の中が便利になるということは、楽になることでもある。そして楽ばかりしているとそれが当たり前になってしまう。次第に筋力も脳力も退化してしまうのではないかと思ってしま…

小さな幸福感が健康のエッセンスなんです。

「月刊現代」2005年10月号より 日野原重明氏とロッキー青木夫妻の対談のなかでの日野原先生の言葉。 先生は「人は誰でも病気がないわけではなくて、そのことを知らないだけ。精密な機械で調べれば、人間の体は傷だらけなんです。完璧な健康体なんてない・・…

生きていくうえで、元気でいることが一番の目的ではない。

「月刊現代」2005年10月号より 特集記事の“健康で長生きにはコツがある”というテーマで日野原重明氏とロッキー青木夫妻が対談していた。その中での青木氏の奥さんの言葉だ。 実業家で同時に冒険家でもあるロッキー青木氏(66歳)の体はまさに満身創痍だ。そ…

本当に強くなるには、オーソドックスな勝ち方ができなくてはいけない

「月刊現代」10月号より こう言っているのは女流棋士四段の矢内理絵子さんだ。彼女は13歳でプロデビューを飾っている。17歳のときには「女流王位戦」で勝ち、初タイトルを獲得している。 単に一回限りの勝利をものにするだけなら、奇襲作戦というのもあるだ…

思いが伝わるパーソナルギフトって・・・

これはいまふと思いついたこと。 昨日、ウェブ日記にプレゼントについて触れてみたところ、たくさんの方からコメントを頂戴しました。この場を借りて書いてくださった皆様に心よりお礼申し上げます。 お中元やお歳暮などと違って、やはりパーソナルギフトな…

気が利いていて、それでいてちょっと心が暖かくなるようなもの。

ホームページの「百式」(9/2)より 人に何かちょっとしたものを贈り物をするとき、けっこう悩んだりするものだ。もちろんお金さえ出せば気の利いたものを手に入れられるかもしれない。しかし、金額が張ればそれだけ相手に気を使わせてしまうから、逆に意味は…

記事とサンマは、やはり「旬」が大事だ。

産経新聞朝刊(2005.9.1)“産経抄”より まるで異なるものが並んでいるが、確かに旬を味わいたいものだ。サンマは今が旬を迎えている。秋の味覚の一つでもある。ここでは、むしろ記事が問題になっている。これは朝日新聞の虚偽報道のことをさしている。 この…