やはりユーモアに対しては敏感な人が多い。

これは、いまふと自分が感じたこと。きのうウェブ日記のなかでにユーモアについてほんのちょっとだけ自分なりに触れてみた。すると、意外にも多くの方からコメントを頂戴し、多くの方がユーモアを必要としている事にも気付かされた次第。
たまたま手元にあったプレジデントのバックナンバー(2005年8月1日号)にもやや関連するタイトルの記事が載っていました。それは“「職場のネクラ男が吉本興業に入門」ユーモアの効用”というものでした。ここには、この雑誌の編集部一の生真面目男が人から笑われるだけで笑わせることができない、ということで笑いの総本山、吉本興業で特訓を受けた様子が掲載されていた。
吉本総合芸能学院東京校(通商NSC)ではダウンタウンナインティナインを輩出している。お笑い芸人の登竜門でもある。毎年約400人の生徒のうち、卒業して実際に舞台に立てるのは5%ほどだという。ここでの講義はかなり厳しいことがわかる。もちろん舞台に立てたからといってプロになれる保障などない。
そんな中で、彼は一見自分の弱点と思われることも開き直ってしまい、逆に笑い飛ばしてしまうくらいのスッタフの姿を見たのです。これは一種の強みともなっているのだ。こんな所にも笑いのヒントがありそうだな。
この生真面目男も一週間の特訓のあとには、緊張のうちにも舞台で笑いをとることができたらしい。ユーモアを身につけるため、彼のような普通人にとって大事だったのはちょっとした勇気だけだったようだ。これが汗と涙で勝ち取った教訓のようだ。自分をさら出すって意外に難しいかも。何事でもちょっとでも身につけるのはそうそう容易ではなさそうだ・・・な。