筋肉を鍛えつつ知性に磨きがかかる。

「R25」(2005.9/16〜22号)より
これは“スマートモテリーマン講座”というコーナーにあったフレーズ。いったい何のことだろうと思えるが、何のことはない百貨事典クラスの分厚くて大きい本を持ち出すススメだ。本を読むものというだけでなく、モノとしても使おうということでもある。これはほとんど冗談レベルの話しだ。だからこんなことをしても女性に好意的に受け入れられるわけはない。
巨大な本を読みながら上下させることで、心と体を鍛えられるらしい。つまり<本トレ>ということになる。また、厚みのある本が3冊あれば<本チェア>としても使用できる。時にはこのように、本の大きさ、強固さもモノとして使用するなら役に立ちそうだ。ここまでくれば、ほとんどお笑いに近い。
先ほどの<本トレ>で思い出しましたが、似たようなこと自分でもしばしばやってました。それはバッグです。本来はできるだけ軽くて丈夫なのがいいと思って選ぶことが多い。しかし、その時は膝の上に乗せてメモをする場合などはある程度の硬さも必要だ、またA4サイズの資料もすっと入れられるポケットも欲しい、手提げの部分は座ると邪魔だから引っ込んで欲しい・・・などわがままな条件をつけたら軽いものは見つからなかった。
そこで、重さは我慢して筋トレ(この場合はバッグトレ?)のつもりで買い求めたのです。本や雑誌やその他こまごましたものを入れると思いのほかずっしりとくる。ふだんよくそれを持ち歩いてはいるものの、筋トレになっているかどうかは、はなはだ疑問だな。ただ重くて疲れるだけにしか思えない。気のせいだろうか・・・