EJで始める英語の「ちょいトレ」

「ENGLISH JOURNAL」2006.7月号より。
上のEJはこの雑誌のことだ。最近流行の「ちょい」が使われいているのが気になった。先月はこの「ちょいワル」などを流行らせた雑誌編集長が10日間の謹慎処分で事実上の解任というニュースを目にした。会社がそこまでの処分をするのは“ちょい”どころか、“かなり”の問題があったのだろう。(そんなことはどうでもいいが)
ところで、この「ちょいトレ」を勧めているのが、川井亮平さんという英語講師の人だった。彼は現在英語のプロとして仕事をしているが、高校時代の英語の成績は480人中478位だったというからは「ちょい」どころか「かなり」ダメだったようだ。
ところが、大学時代3年間の独学でTOEIC970点を取得しているというからオドロキだ。大学といっても、早慶上智、青学などではなく大阪芸大と英語とはあまり縁がなさそうなところだ。個人の努力のたまものと思える。
そんな彼が、勧める「ちょいトレ」ではあるが、メニューを眺めるととても「ちょい」ではできそうもない。たとえば、英文エッセーを書き写す。とかオリジナル「英語表現辞典を作る」などというのもある。もちろん私自身は始めから勉強するつもりでこの雑誌を読んでいるわけではないが。
ちょっとずつでも毎日継続というのは、かなり難しい。ほんとうに「ちょい」だけでは大した期待もできそうにない。どんなことも言葉では「ちょい」でも実際は「かなりハードな」ことのほうが多そうだ・・・な。