一期一会一球。

朝日新聞朝刊」2006.8.22付けより。
今朝の新聞はどれも昨日引き分け再試合が行われ、初優勝を飾った早実の記事を一面ほかで取り上げていた。その経過や内容についてはいまさらここで述べるまでもないだろう。
今朝目にしたこの高校野球関連の記事のなかでは、二人の元有名監督が対談していたのが興味深かった。箕島高校(和歌山)の監督だった尾藤公(ただし)氏と星陵(石川)の山下智茂元監督だった。
そのなかにあった色紙のような手書き文字で上記の「一期一会一球」という言葉が妙に気になっていた。なぜだろう・・・この語呂のよさか、リズム感かもしれない。これは尾藤氏が書いたものだった。
それに対して、山下氏は「最高の敵は最高の友、宝です」と書いている。これもまたなるほど戦ったもの同士だけが実感できることだろう。ヤンキースの松井選手はこの監督に育てられたことは有名。
実際、この2人の監督も1979年、第61回大会の3回戦で対戦していた。延長18回で箕島がサヨナラ勝ちをしている。その勢いで全国制覇を成し遂げていた。これは史上3校目の春夏連覇でもあった。
さて、話はもどって、タイトルのフレーズだが、最後に付け加えた一球はやはり野球人でなければ思いつかないことに違いない。もし今の自分なら・・・一日一日記(ブログ)一コメントくらいかな・・・・(まあ、それさえも難しいかもしれないが)