仕事をするうえでは「BQ(ビジネスの知能指数)」が大事になる。

「独立するためにしなければならない50のこと」中谷彰宏著より。
知能指数にもいろいろあるようだ。一般的にはIQで頭の知能指数が重要視されてきた。これからはEQ心の知能指数が大事になるという。
そして、仕事をする場合はBQが大事らしい。それは、問題を作る能力でもあった。EQのEとはエモーショナルのことを指していた。心のやり取りで、気配りができるかどいうかなどのことだった。
IQのインテリジェンスは問題を解く力で、EQは問題に気づく力でもあった。そして、BQは問題を作る力だった。実は社会に出たら答えを考えるよりも問題を考えていく発想をどれだけ持てるかがポイントになるようだ。
単に頭がいいだけでは、仕事をうまくやっていくことは無理なようだ。いいコミュニケーションができるかどうか、さらに自分から問題を作れるかどうかが問われるのだろう。当然平凡な問題なら誰でも思いついてしまうだろうし・・・

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学ぶことをやめた人はだれでも老いている。
「人間、60歳からが一番おもしろい!」保坂隆著より。
こんな言葉を残したのは、ヘンリー・フォードアメリカの自動車王)だった。このあとには、次のようにつづいていた。「二十歳であっても八十歳であっても、学び続ける人はだれでも若い」と。
そういえば、以前『五十歳でも老人八十歳でも青年』(森村誠一著)を読んだことを思い出した。きっと心がけ次第で、年齢は関係なくなってくるということなのだろう。身体の老いよりも、怖いのはむしろ心の老いらしい。
筆者の保坂氏は「一日一発見」で、新しいことやモノに出会うことがいいとすすめている。つまり、ちょっとした刺激が気持ちを新鮮にしてくれるということだろう。
同じことの繰り返しでは、変化もなくマンネリ化してしまい退屈してしまうものだ。今までやってこなかったことを経験するのもいいようだ。新しいジャンルの書籍を手にとってみるだけでも違うとアドバイスしていた。


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一点豪華主義」は、心豊かに暮らすための貴重なヒントといえそうだ。
「人間、60歳からが一番おもしろい!」保坂隆著より。
さまざまなことで贅沢できるほどの余裕がある人はごく一部の人だけだろう。しかし、庶民でも、好きなこと一つに限れば、それは不可能ではないらしい。
生活の中で何か一つだけ豪華にするという贅沢が、豊かさを潤いをもたらしてくれるようだ。いいものを一度購入してしまえば、そうたびたび買い替えなくても済むようになる。
ブランド物の時計、アクセサリー、カバン、絵画、花瓶・・・といろいろ考えられる。また日常使用する食器なども、本当にお気に入りのものが見つかれば、それを使って、贅沢なティータイムを過ごすこともできるかもしれない。
リタイア後もお気に入りの腕時計やアクセサリーを身に付けていれば、どこへ出かけても気分がいいものだろう。はじめだけは多少の負担にはなっても、それで長くいい気分が味わえればお得だろう。

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体温が一度上がると、免疫力はおよそ六〇パーセントも活性化する・・・
「人間、60歳からが一番おもしろい!」保坂隆著より。
とくに最近免疫力があるかどうかがちょっと気になっていた。しばしば、身体は温めたほうがよいとは言われるが、なかなか温まらないときはあるものだ。
一番いいのは入浴だろうが、ぬるめのお湯に30分から1時間入るといいというが、私はそう長く湯船につかっているのが苦手なほうだ。
時どき地元の温泉にいくことはあるが、やはり銭湯とちがって湯冷めがしにくくてよさそうだ。
あとは、適度な運動で体を温めるのも、免疫力をあげるのには効果があるらしい。気力、体力を上げるには、身体の芯から温めるのがポイントのようだ。
お手軽に入浴を楽しむためには、入浴剤を入れたり、ユズなどの柑橘類の皮もいいそうだ。香りを楽しめればリラックスできそうだ。そういえば、以前ハーブを入れたこともあったな。

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