2012-01-01から1年間の記事一覧

自分から何かを発信することは、その時点で恥をかくということ。

「逆転力を高める50の方法」中谷彰宏著より。 なんでもうまくなってから発表しようと思っていても、なかなかその気にはならないかもしれない。むしろ、ヘタなうちから人前に出た方が上達は早いという。つまり恥をかくということになる。 中谷氏はボールルー…

つまらない仕事のほうが、そこから学ぶべきものが多い・・・

「逆転力を高める50の方法」中谷彰宏著より。 実際におもしろそうな仕事をしている人はどれほどいるだろうか、とふと思ってしまった。ほとんどの人は、地味で面倒で、評価が分かりにくい仕事をしてるのではないだろうか。 つまらない仕事を押し付けられたと…

会話に彩りを加えるのは、たとえ話しである。

「武器になる会話術」内藤誼人著より。 これは“人の心を動かす話法の秘密”という章にあったフレーズだった。話のうまい人は、たとえ話もうまいものだ。やはり抽象的な言葉より、具体的なたとえばあれば、内容も頭にすっと入ってくるものだ。 キリストはたと…

勝ち負けより充実感を大切にする。

「逆転力を高める50の方法」中谷彰宏著より。 ついつい「逆転」と聞くだけで、勝ちか負けかを考えてしまいそうだ。しかし、勝負は思うようにはいかないものだ。仕事もスポーツも個人の力はまったく異なっているものだ。 勝ち負けは結果に過ぎないのだろう。…

「やることリスト」をやる気がないときほど活用・・・

「リラックスハック」小山龍介・小室淑恵著より。 仕事でいくつもやらねばならないことが重なってしまうことはしばしばだ。また億劫だと思える仕事は、どこから始めたらいいか迷ってしまう。しかし、いったん始めてしまうと、意外にすんなりといくこともある…

リラックスは創造性を引き出すために不可欠・・・

「リラックス ハック!」小山龍介・小室淑恵著より。 サブタイトルとして、「仕事と生活を調和させながら創造性を高めるテクニック」とあった。タイトルにあげたフレーズとも似ている。まずは、ハックという言葉はまだ一般的ではないかもしれないので、その…

お店で大事なのは、ビギナーをユーザーに変えていくサービス。

「しびれるブランドを作ろう」中谷彰宏著より。 その店のお客さんになるかどうかは、はじめの印象が大事だということでもあるだろう。初めて行ったお店で気持ちがいいサービスを受ければ、また次にも行きたいと思うものだ。 しかし、その逆の場合は、いくら…

「快」とつながれば、脳は活性化し、スゴい力を発揮する。

「仕事ごころにスイッチを!」小阪祐司著より。 人の心にスイッチを入れる人間心理について触れていた。それは「快」を感じることをやっている時の、脳の状態と深い関係があった。 ここに例があった。ある高齢者のグループを二班に分けて、携帯メールの使い…

「高度刺激社会」に対し、「退屈力」を提言する。

「退屈力」齋藤孝著より。 実は、数年前にもこの本からいくつかのちょっと気になるフレーズを取りあげていた。今回再び読み返してみるとまた異なる個所がいくつか目についたので取り上げてみたい。 現代は「高度刺激社会」というのも頷ける。毎日インターネ…

どんな素晴らしい発見でも、発表しなければ、ノーベル賞はとれない・

「凡人の逆襲」神田昌典・平秀信著より。 まずは、この本の背表紙の著者の部分で、神田氏はMBA役人崩れからカリスマコンサルタントへ、平氏は高卒現場監督から住宅業界の風雲児へ、とあった。本を読むと失敗を乗り越えて成功した経験も語られている。 実…

捕虜になっても戦う。

「ナニワ成功道」中谷彰宏著より。 戦争中、出身地別の隊で鹿児島の部隊は強くて大坂の部隊は弱かったという。それは大坂では、戦争で死んだら損という考えがあったからのようだ。死ぬよりむしろ捕虜になっても戦おうということだったのだ。 捕虜になったか…

ネタは芸人だけのものではない。

「ナニワ成功道」中谷彰宏著より。 ここでのタイトルは“人生のエンターティナーになる”だった。すべての人がエンターティナーという考え方だった。しばしば、テレビで大坂の人と東京の人のリアクションの違いを実験している。 たとえば、商店街で通りすがり…

大坂では「あの人、けったいな人やで」がほめ言葉になる。

「ナニワ成功道」中谷彰宏著より。 関東ではあまりなじみのない言葉だが、いろいろな意味合いがあるらしい。ちょっと違う、あやしい、うさんくさい、異常などの意味まであるという。 それに対しては「普通」ということになるが、それはむしろみっともないこ…

現代は、モノを売るには「理由」が必要・・・

「なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか」藤沢久美著より。 これは「理屈」というより、むしろ「感覚」や「動機」のようなものらしい。そうえいば、はっきり言葉に出せないが「なんだか、いいかも・・・」というようなものがあれば、」それが「付加価値」…

たくさん汗をかく農作業はどんなスポーツにも勝るんじゃないか・・・

「相鉄瓦版」平成24年7月1日発行より。 この号の特集は“女性ファーマーズ”となっていた。女性の農業が注目されているらしい。女性だからこそできるきめ細かい工夫やアイデアがあるのだろう。 金子さんという女性はブルーベリーの栽培をしていて、観光農園ま…

小さいからこそできる知恵に満ちた工夫。

「なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか」藤沢久美著より。 筆者は約10年ほど前に「21世紀ビジネス塾」という番組でキャスターをしていた。その時にいくつかの元気のいい中小企業を紹介していたのを思いだす。筆者はその後も3年間で400社ほども取材を続け…

仕事をするとは、事実を作ること・・・

「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。 始めからやりたい仕事で実績を作ることは難しい。やりたい仕事を任せてもらうのにも時間はかかるものだ。 そのためにはまず、やりたくない仕事で実績を作って認めてもらわなければならなかった。その実績をくり返し…

「超二流」の生き方もまた人生である。

「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。 もとプロ野球監督三原脩は監督時代選手に一流でなくてもなにか自分にしかない特長を作れと言ったそうだ。それが超二流という考え方だった。 今では考えられないが、その方法で投手で首位打者である永淵…

アウトプットの目的を持ってインプットすることで知識は知恵に変わる

「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。 知識はそれだけでは何の役にも立たないものだった。つまりビジネスでは何のために勉強するのかをはっきりさせておくことが大事だったのだ。たとえ英語やパソコンの知識があってもそれを有益に使わなけれ…

最も使えるアイデアは脱線したり行き先が見えない会議から生まれる。

「カンブリア宮殿」2012年6月7日放送より。 この日の放送は「アマゾン」だった。司会の村上龍氏も頻繁に愛用しているようだった。上記のフレーズは創業者のジェフ・ベゾス氏が言ったことだった。 はじめどんな時がベゾス氏にとって楽しいのかというす質問を…

人は強みを生かして初めて何かをすることができる。

「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。 この一冊はかつて雑誌の「プレジデント」に掲載された記事からの編集でできていた。読んでいると数年前に雑誌で読んだことがあるインタビュー記事がいくつかあった。その時には気づかなかったことも読み…

何もかも失われた時にも、未来だけは残っている。

「ぼくの、わたしの、座右の銘」(ピンチ)より。 “苦しい時に元気が出る言葉”として、いくつかのフレーズの紹介があった。そのうちの一つがボブ・ディラン(1941〜、ミュージシャン)の言葉だった。生きている限り何が起こるかわからないから、未来は自分の…

離れ小島で100億円持ってたって、つまらない・・・

「非常識な成功法則」神田昌典著より。 一部からはカリスマコンサルタントとも呼ばれている人らしい。独立した後、実際短期間で自分の仕事を通してで富を得ているから成功者と呼べるのだろう。 そんな人が考えるのは、より多くの人とリッチになりたいと考え…

おもしろがってやっているヤツにはかなわないんだよ。

「ぼくの、わたしの、座右の銘」(勝負)より。 もともとこれは子供向けのおじさんが読んでも結構参考になりそうなフレーズが多かった。はじめにの部分に「座右の銘」について書かれていた部分があったので、簡単にまとめておきたい。 「座右」は座席の右で…

言いたいことが相手に伝わったかどうかは話し手の責任。

「相鉄瓦版」平成24年6月1日発行より。 この号の特集は“ニッポン、良いトコ!変なトコ?”となっていて、外国人や海外通の日本人の目にニッポンの姿はどう映っているかということについてのインタビュー記事だった。 しばしば日本の常識が海外では非常識とい…

マニアに物を売るには、売る側もマニアでなければならない。

「年収300万円時代を生き抜く経済学」森永卓郎著より。 一般的にもたとえば、デパートで物を買う場合、その商品についてよく知っている人こそが、私たちはその商品に詳しい販売員から買いたいと思うものだ。ゴルフ用品なら実際にゴルフが好きでやっている人…

失敗した時に笑える人間こそが本当に自信のある人間・・・

「笑われた人が、ヒーローになれる」中谷彰宏著より。 そのたとには、「・・・余裕のある人間、ユーモアのある人間です」と続いていた。失敗しても笑えるというのは本当にすごいことだとも思える。それは真剣だから笑えるのだという。 ほとんどの人は他人の…

「普通のサラリーマン人生」というのが、猛烈な勢いで縮小していって

「年収300万円時代を生き抜く経済学」森永卓郎著より。 かつてベストセラーになった本をたまたまブックオフで見かけたので読んでみた。この本の帯には“弱肉強食時代を生き抜く生活防衛術”とあった。ちょっと参考になりそうだと思った次第。 136ページにはつ…

年下だろうと誰だってヨイショする・・・

「声に出して笑える日本語」立川談四楼著より。 ヨイショの達人というのがいるらしい。それは古今亭志ん駒師匠のことだと筆者はいう。カミさんにも子供にもヨイショするという。というのも、カミさんや子供の機嫌がいいと家の中が明るくなるというのが理由だ…

フォローは、そのこと自体で売上げや得点につながらない。

「フォローの達人」中谷彰宏著より。 サブタイトルとして、“「また会いたい」とと言われる54の具体例”となっていた。確かに仕事でフォローをしてもらったり、したりということはしばしばだ。しっかりフォローしてもらった人にはお返ししなければとも思う。…