仕事をするとは、事実を作ること・・・

「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。
始めからやりたい仕事で実績を作ることは難しい。やりたい仕事を任せてもらうのにも時間はかかるものだ。
そのためにはまず、やりたくない仕事で実績を作って認めてもらわなければならなかった。その実績をくり返して、評価されたときにやりたいことができるチャンスが手に入れられたのだ。
つまりプロセスはまったく評価の対象ではなかった。仕事は結果がすべてといえる。プロの世界ではどこでも結果だけが問題だった。
お店なら商品、品揃え、サービス、雰囲気、清潔さ、感じの良さ、快適さ、その店に来るお客さんさえも評価されるのではないだろうか。
このように事実は、一つだけとは限らない。9割ははいいがあとの1割でダメと感じられたら期待はできない。いくつものことが重ねあわされて評価の対象になるのではないかな。

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サービスの料金は、お客様が笑った回数で決まる。
「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。
ここでの笑うとは、いろいろな意味が含まれていそうだ。それらは感動、感激、感心、感謝、おいしい、楽しいなど実際には言葉にはできないものも多くあるのではないかな。
サービスされて気持ちが和んで、癒され、お客さんが満足すればいいのだろう。ということは必ずしも面白い言葉や冗談は必要ではなかった。
もちろん自然なユーモアがあればなおいいのだろうが。またこの店に来たいと思わせる雰囲気が出せるかどうか。
そう考えると、意外に単純ではないことがわかる。それはサービスを提供する側の工夫次第とも言えそうだ。すべきことは無限にあるのだろう。

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サービスは、坂道発進。何もしなかったら、バックしていく。
「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。
実はこのフレーズは、繰り返しでもあった。(2004年12月11日の日記でも触れていた)なんと7年半前!ブログを始める前に書き留めていた。
それだけ、またこの部分は今でも印象に残っているということになる。やはり気になるフレーズは何年経っても気になるものだと思った次第。
その時に読んだ本は『あなたのサービスが伝説になる』というタイトルで同じ著者のものだった。伝説になるほどのサービスを繰り返して初めてお客さんの印象に残るのだろう。
ここでの結論は「頼まれていたいときこそ、何かしよう」だった。サービスの意識の問題のようだ。もうこれだけで余計なコメントも必要ないだろう。