巷の大ヒットしたものの多くには、必ず「独占」というキーワードが隠

「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」見城徹藤田晋著より。
一般的には独占しようと思えば、具体的には特許や著作権を設定する必要があるのだろう。しかし、それには時間も費用も膨大にかかる。
見城氏は自身がアーティストと契約を交わして、独占し大きな成果を得ることができたと語っていた。それは、伝説のロックシンガー尾崎豊だった。
尾崎自身が書いた本はすべて、かつて角川書店で編集者をしていた見城氏だけが独占していたのだった。まだ十代だった尾崎の本はベストセラーになったという。
本人との約束事は実際に独占契約ということになって、大きな利益を生んだことになる。また作家のつかこうへいとも他社とは十五年は執筆しないという独占契約をかわしていた。
一方の藤田氏は主力事業のアメーバでは、他社とは異なる特色を出すため、「芸能人」を多くブロガーとして登録している。これも他社にはできない独占的なビジネスモデルともいえる。
同じ芸能人ブログでも他社とアメーバではアクセス数に十倍もの差があるという。今後ブログを始める芸能人はアメーバでと考えているようだ。

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人は、相手が語る話題によって、その人物の器をはかろうとする。
「他人に軽く扱われない方法」内藤誼人著より。
人と会話をする際の話題として、テレビの話題やら安っぽい芸能人のワイドショー的なネタばかりだと、その人物まで大したことがないと思われても仕方がない。
かといって、哲学や政治経済などの硬い話ばかりだけでも、人を飽きさせてしまうかもしれない。または、人に知識を自慢しているようにさえ思えてしまう。
世間話の中にも、しっかりとした自分の意見を持っていればそれなりに評価されそうだ。内藤氏は、芸能人の話から、人生観などまで展開できれば問題はないようだ。
当然ながら、話をある程度高度なものに持っていくためには、普段から幅広い知識を仕入れておく必要があるようだ。要するに普段からネットやテレビだけの軽い話題だけではなく読書も必要らしい。

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「賛成です」も一言ですますとナメられる。
「他人に軽く扱われない方法」内藤誼人著より。
頭がいいと思われる人は、人にある程度の知識を見せつけられる人だという。知識も人に見せなければ意味がなく、軽く扱われてしまう恐れがあるようだ。
やはり話していても、知識や専門的な分野に詳しければ、バカにされることはないだろう。会議でも単に「賛成です」というだけでは、人に知識を披露できない。
「賛成です」というだけですむものでも、あえて知識を開陳した方がいいようだ。たとえば、「・・・、私も賛成なのですが、〜〜〜の点については、どうなるのでしょうか?」などと知識を交えるのもいいようだ。
自分がどれほどの知識をもってるかを、いかに相手にひけらかすことができるかどうか。そこが他人に軽く扱われないコツでもあるようだな。これも練習次第かも・・・

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