技を盗む力は、「技を盗もうとする意識」によって向上するものである

『「できる人」はどこがちがうのか』斉藤孝著より
その後にも少し続いている。「・・・単なるまねることと盗むことの違いは、ここにある。」と。
これは、ワザを人から盗もうと思ったときの心構えとその前提について述べている部分だ。著者はさらに「盗むことができるためには、、自分の身体で技を試行錯誤した体験の蓄積が必要である」とも言っている。
基本的には貪欲な気持ちがなければ、しっかりと人のワザなど盗めるものではない。そして、結局ラクしていては上達はおぼつかないのだ。
マニュアルがあるからそのとおり出来たからって、それで満足している段階ではまだまだ本当のワザの習得には程遠いってことですね。