若者といっても鈍感な「若者仮面」もいる。

「街角からのマーケティング」より

筆者はカタチだけのヤングというのは価値がないと言い切る。それはそうだろう。中には「中高年予備軍」もいるらしい。
ヤングおじんというやつだろうか。私から言わせれば、20代、30代だからといって、すべての感性、感覚がすぐれているとは思わない。
ものの見方、考え方がどれほど柔軟に出来るかこそが重要に思える。
ファッションセンスだけがよくても、気持ちのいいコミュニケーションができるかどうかは、全く別問題だ。
自分も含めて、大人はデータやコンセプトだのという理屈をこねて、ものごとを正当化しようとすることがある。
その点、若者世代のうちでもローティーンと呼ばれる子供たちのほうが、雑念も少なく友達ネットワークなどを通じて、情報も早くて豊富で正しいことが多いらしい。
そういえば、我が家のローティーンは現在第一線(メジャー)で活躍するお笑い芸人の数人を、まだ彼らがテレビに登場し始めた頃からしっかりとマークしていたな。
“老いては子に従え”っていう言葉がちらついてくる。でも、負けないようにしなければ・・・