個性の尊重とか口当たりのいいことを言っている。

『自分を「売る」力』斉藤孝著より
対談の中で立川談四楼は、こんなことは「冗談じゃない」という。
著者の斉藤はそれに対して「どの世界にちゃんとした型や技術を身につけないで表現できる領域があるか」とまで述べている。
型や技術の習得が自由な発想や上達のためにはいかに重要であるかを2人の偉大な人物を例にあげている。
1.モーツアルト・・・あんなに独創的なのは音楽の型をすべてマスターしているから自由にできる。
2.イチロー・・・野球の技術を徹底的に訓練しているからこそ、クリエイティブな動きができる。
何事も型、基本技術を覚えることは常識なのだ。
だから、ゆとり教育だとかいって子供の自主性に任せたところで、たいした期待などできない・・・と思えてくる。