スポーツマンシップと芸人魂の融合。

ラジオ放送を聴いていてふと思ったこと。
今月初旬のNHKラジオ番組での欽ちゃん(萩本欣一氏)の受け答えから感じたこと。
ラジオの生放送中にリスナーからの意見が読まれた。主な内容は次のようなものだった。
萩本氏が率いる球団(ゴールデン・ゴールズ)では監督と地元アナウンサーとのやり取りがあるらしい。
「そのやり取りのときはいつも標準語でしゃべっているが、地方にいったらその地方の方言でやったほうがいい。」
というものだった。それを聞いていた欽ちゃんは「いいご意見いただきました〜。そのアイデアをすぐにでも採用させていただきます。」と繰り返し返事をしていたのです。
彼はファンからの意見でいいと思ったものはどんどんと取り入れている。その決断は早い。彼が率いるゴールデン・ゴールズが注目されるのはそんなところにも要因がありそうだ。
こんなとき、他の監督ならどういうだろう。きっと「そのご意見を持ち帰ってメンバーと検討してみる」または「今後検討する価値があると思う」などと即決しないだろう。でもそれではファンはついてこない。
欽ちゃんの歯切れのいい返答は今後もファンを増やしていくだろう。スポーツマンシップとお客様を大切にするという芸人魂が融合しているようにも思える。プロも見習うべきところが多そうだな。