パソコンを置けばどこでも「書斎」

「夢実現のための情報整理術」より
「どこでも〜〜」なんていうと、すぐに“ドラえもん”の「どこでもドア」を思いだしませんか。
書斎というと特別な独立した部屋がなければと思ったりするものだが、べつにそれは必ずしも必要ではないらしい。もしそんな部屋があればかなり贅沢なほうかもしれない。私も家を建てたときには独立した書斎を持っていた・・・はず。そこでは数年間は、自由に油絵を描き、机では本を読みまた書き物もしていたこともあった。しかし子供の成長とともにそれは子供らの部屋になってしまった。自然とキャンバスや絵筆からは遠ざかり、読書や書き物はほとんど寝室のベッドにもたれてするようになってしまった。寝室の片隅にある机とパソコンと書棚だけが日常の私の書斎となっている。
つまり、部屋の一つのコーナーを区切ってもそうした空間は得られている。
要するに自分が集中して何かができる空間があればいいのかもしれない。たとえ部屋があってもきれいなだけで、利用しなければ意味がないし。
この著者はノート型パソコンは動かせる書斎だといっている。キッチンでもダイニングでもベッドでも。たしかにそうかもしれない。そこで、知的仕事に集中できさえすればいいのだ。
そういえば、電車のなかや喫茶店でもパソコンでなにか打ち込んでいる人もその人にはそこが書斎なんだな。