詳しいものより噛み砕いてある平易な資料が欲しい。

「夢実現のための情報整理術」より

この著者が「静電気関係」のことや「ルーベンス」のことを調べようと物理や美術の専門書を開いたとき、それらが役に立たないことがわかったという。それは詳しすぎるからだ。おそらくか書き方も難しく聞いたこともないような専門用語がいくつもでてきたからだろう。百科事典や人物事典でも必要な知識はえられなかったという。こんな経験は私たちもしたことがあるはず。そうそうパソコンの説明書もかなりわかりにくいですね。
この人の“奥の手”は児童書コーナーに行くことだった。子供向けに書かれた本は、大人の本以上に正確に、なおかつ素朴な疑問にもていねいでわかりやすく答えてくれるものが多い。ちょっと何かについて知りたいときはこんな方法もいいかもしれない。子供レベルの知識でも絶対に馬鹿にはできない。
以上のことはかつて自分でもやっていたことなので納得できる。
私も何年か前に三国志について、読んだことがなかったので、子供向けの10巻の本を図書館で借りてきて楽しみながら読んで理解することが出来た。
同様に、子供向けに書かれた科学や植物の本も何度か借りてきて読んだものです。もしそれで物足りなければ、別の専門書にあたればいい。
時には児童書をあたってみるというのは、正しく、早くものごとの本質を知るためのちょっとしたノウハウだと思っているんですが。しかもこれはけっこう時間の節約にもなりますよ。