継続することで他との差別化を図れることもある。

ある私立高校の学校本部長との会話より。
昨日(6/2)、都内のある有名私立高校(主に芸能、スポーツ方面で知名度がある)を仕事で訪ねそこの学校本部長と対話をしているとき、印象に残ったフレーズ。
訪問したのは夕方の4時ごろだったが、あまりにも静かだったのでその理由をきくと、生徒たちはたまたま修学旅行中とのことだった。
そんな話しから、生徒にとっては楽しい旅行も教員からすれば、責任を考えたら負担が大きいらしいとわかった。実際そのような責任がともなう行事は取りやめるところもでてきているそうだ。
行事の取りやめは学校の活性化をも失うような気もする。しかし、そのような風潮とは別にこの本部長はその高校では今後とも修学旅行は継続していくと決めているという。
そして、他の学校が旅行などの行事を減らしても、自分の学校が継続すればそれが独自の特長ともなっていく筈と述べた。別な表現では周りがなくなることで逆に存在感がでてくるともいえる。闇夜の灯台にも似ているか。ちろんそのためには、学校としての、ポリシーが徹底していることが大事だろうと思える。
さて、もっと身近なことで考えてみたらどうだろう。たとえば、いまやっているつまらないと思えることも、5年、10年と継続したら、何か独自の価値あるものに変わるか・・・な。