クセを技化し、自分のスタイルをつくった者勝ち。

『自分を「売る」力』より

年齢を重ねるとクセはほとんど直らない。まず、そのクセが何であるかを意識できるかがスタートだ。無理して直そうとせず、それを自らの強みにしてしまおうというものだ。
意味のないクセもある。できれば、クリエイティブに変化するようなクセならいいのだが。極端な例は今月日米通算200勝を達成した野茂投手の投球フォームだ。あの一見ムダな動きとも思えるトルネード投法はクセであり、同時に彼独自の技ともなっている。クセを技化し自分のスタイルを作ったいい例だろう。
人の生き方自体にもクセはあるはず。それも磨いて独自のスタイルを確立できれば、技化したことになる。「あいつがそう言うんじゃしょうがない」というのも周囲がその人のクセを認めさせたことにもなる。
さて、自分はそれなりの持ち味を出しているだろうか・・・