人生の一瞬一瞬に減点法が働いて、その人の評価が決まる・・・

「男の作法」板坂元著より。
これは一般的なマナーについて述べられた本だ。自分では意識していなくても、意外なところで人に行動や振る舞いは見られているもの。クセなども自分ではほとんど気づかない。でもそれが他人から見ると、ナマーに反するものだったりもする。
ちょっとしたことで、“あの人はああいう人なんだ”、と簡単に判断されてしまう。しかも、それがいいことならいいが、だいたいが悪い事のほうが目につくもの。いいことは悪い事の影に隠れて見えにくい。
日本人の間では普通のことでも、外国ではマナーとして通用しないこともあったりする。マナーはさりげなく守ることができれば一番いい。もちろん他人に押し売りしたり見せつけるものでもない。
筆者は「自己表現の技術であり、自己主張の具でもある。背広のボタンを掛けないで歩いていたり、カカトの擦り切れた靴を平気ではいていたりすることは、マイナスの自己主張になる。」と述べている。
私にとって、“いつもあんな人なんだ”と思われないために気をつけなければならないことは実に多そうだ。そのためにはそれなりの知識と修業が必要なのだが・・・。ちょっと知っていれば、な〜んだ、ということでも、知らなければ恥をかく元になってしまう。
意外に簡単そうでそうでもないか。頭ではわかっていても、いざという時行動できなければな〜〜〜(意味はない)