100行の説明より感覚に訴えるたった一言・・・

「PRESIDENT」2006.10.30号より。
今やテレビショッピングは短時間で大量の商品を売る販売ツールともなっている。そこで、テレビショッピングの女王と呼ばれているのが吉田洋子さんだ。彼女は化粧品会社の社長でもある。
売り上げを伸ばす3つの力というのがあったので、ポイントだけ抜粋してみた。1、商品の魅力である「商品力」2、会社の持つ「資本力」3、「ゲスト力」でこれはつまり商品を説明する人のこと。
説明する際「これをつけると肌がプリプリになる」とか「つるつる」「すべすべ」という擬態語がポイントらしい。すると、敏感に反応するようだ。また年配の女性向けにはカタカナ語は減らしているという。
10ポイントがあっても、1つに絞って掘り下げて説明するほうがいいようだ。また、ポイントは三回以上繰り返す・・・。と、ここまで書いてきたら先日ジャパネットたかたの高田社長が言っていたこととほとんど同じだったことに気づいた。
高田社長のセールストークのポイントは4つあった。1、商品特性のポイントを絞って説明する。2、そのポイントを連呼する。3、セットにしてお得感などを提示する。(さらにこれも付けて、など)4、商品の機能説明よりも楽しさを訴える。というものだった。
吉田さんは、商品の効果を「見せる」ことも忘れていない。つまりテレビを通じて自身の肌を見せている。(露出の多い服を着ている)それは、ナビゲーターに「お肌きれいですね」と言ってもらうためのようだ。
化粧品を売るためにはまず、自分からかな・・・(でもはじめからきれいな肌の人もいるが)