年賀状は、記憶を呼び起こすとっておきのスイッチです。

R25」2006.11.16号より。
そろそろ年賀状を書く季節になってきた。人によっては、書く前にいろいろとネタや宛名など揃えなければならないので、面倒だと思う人もいるだろう。
また師走は時間がなくて、大晦日や元旦に書くという人もいるようだ。しかし、受け取る側の身になってみれば、元旦に届けられるとやはり嬉しいもの。
さて、ちょっと気になったフレーズだが、“記憶を呼び起こす”の部分は2つの意味合いがあるように思えた。それは、まず書く際には自分がその人を思い起こす。次に、受け取った人に自分のことを思い出してもらうことだ。
ふだんは手紙やハガキをまったく書かない人でも、この年賀状だけは書いたりするかもしれない。だから、年に一度だけ自分をアピールする機会ともいえそうだ。ちょっとした遊び心も持ちたいもの。
年賀状は書くというよりむしろ、作る感じがする。ここに面白い表現があった。それは「一人文化祭な気分で、年賀状作りを楽しんでみてはどうでしょう?」というものだった。
さて、その前にクリスマスも文化祭のノリで楽しみたいもの・・・だな。(そう思って・・・・いまクリスマスカードを作っている最中)