自分が失ったものを見ることで、自分が得たもの、持っているものに気

「ENGLISH JOURNAL」2006.10月号より。
マイケル・J・フォックス(45歳)がインタビューのなかで語っていたこと。彼自身が難病(パーキンソン病)で苦しみながらも俳優活動を継続していることは知られている。
むしろ自らも病気でありながらも、何らかの形で人に役立っていられることはラッキーなことだとも語っている。
朝日新聞(11/2朝刊)の国際面の記事には、(米大統領選)の中間選挙の記事が掲載されていた。その中で、フォックス氏は民主党支援の広告に出演していたとあった。そして、そのCMはメディアを通じて全米に広がっているという。彼の知名度はまだまだ衰えていないようだ。
数年前に発行された彼の著書『ラッキーマン』はベストセラーになったが、その本の利益はすべてパーキンソン病の治療法研究の財団に寄付されている。
話はややずれてしまうが、うちの長女は中学生の時に映画“Back To The Future”を観て以来彼のファンになり、先ほどの本が出版されるのを待って、ポスター付きのものを買ったくらいだ。しかも、ホームページにはイラストまで描くほど。おまけに、USJに連れて行った際には、“Back To The〜”のキャラクターグッズをどっさりと買われてしまった。
上記のフレーズなどは、ちょっとした病気やケガをしただけでも痛感するもの。今後とも転ばぬ先の杖として胆に銘じねばな〜。
蛇足
先日観た映画『地下鉄に乗って』では主人公が過去にタイムスリップして、自分の父になる前の父親にあってしまうファンタジー・ストーリーだった。
そして、“Back To The〜”のほうも、タイムマシンで過去に遡って若き日の両親と出会っていたっけ。何度観ても楽しめる作品だ。






みんながよいと思うことは、みんなが同じようにするのでたいてい失敗する。
「PRESIDENT」2006.10.30号より。
これは商売上でのことだ。いかにも鈴木敏文氏らしい発想に思える。つまり誰もが思い浮かぶようなビジネスモデルを追求している限り、それは真実だろう。全ての業種に当てはまりそうだ。
もし、店の経営がマンネリ化してしまうと、お客は離れていってしまう。だからこそ、顧客のより大きい満足のために、仮説と検証には時間をかけているようだ。当然そのためコストも上がるが、売り上げも多くなる。
実際、セブンイレブンは他のチェーン店に比べて一店舗あたりのコストも高いが、そのぶん日販も十数万円分上回っているという。
コンビニというと単に便利さだけあれいいように思えるが、それだけなら差はつかない。そこで、時間以外になにか別な価値がなければ失敗に近づいてしまうのだろう。結局、コストはかかっても、顧客により満足してもらえれば収益に結びついていくということだ。
目先のコストに目を奪われているうちは、新しい挑戦も出来ない。時間とお金をどう配分できるか・・・だな。