好きなことの世界に、競争はない・・・

「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。
好きなことをしている人には、競争がないという。そして、競争がないから、嫉妬もないようだ。足の引っ張り合いもないのはいいことだ。
どうせ競争するなら、大きい競争をするべきだともいう。ちまちました競争は疲れるもとだろう。人に比べてちょっと多いとか少ないとかはバカバカしい。
相手がかけ離れた人なら競争はしないものだ。むしろそのほうが元気が出るかもしれない。ちまちました競争は神経をすり減らすだけでいいことはないのだ。
誰かを助けてあげることは、結果として自分を助けることにつながるともいう。好きなことをしていれば、ちまちました競争などしないというのも頷ける。
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ひらめくだけでは、直感とは言わない。
「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。
では、直感とはどういうものかということについて、シンプルに述べられていた。「頭にひらめく」→「動く」→「続ける」ことだった。
誰でも、何かひらめくことはあるが、ほとんどそれで終わってしまうのではないだろうか。大事なのはそのあとの行動だった。
すぐに動いて、それを続けることだったのだ。言葉では簡単だが、地味なことほど継続するのは難しい。
迷わない人は、好きなことをやっている人でもあった。この本のテーマがここにあった。「ヒラメキを、即、行動に移そう」だった。

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スポーツは、練習よりも日常生活で差がつく。
「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。
わざわざ時間を割いて練習をやることも大切だとは思えるが、むしろ差がつくのは日常をどう過ごしているかでもあった。
たとえば、陸上競技の場合、アフリカの選手はいつもすごい記録を出している。それはふだんからの生活が違うからでもあった。
家から小学校までが平均で10キロもあって、それが舗装されていなかったりもする。すごいことだ。
最近、朝だけ自宅から駅まで歩いているが、2キロでも長いと感じる。それを毎日10キロも歩くわけだから足は鍛えられるだろう。
毎日歩くことを習慣づけていれば、いざ長距離を歩くときでも自信が持てる。仕事の現場でそう頑張るかより、普段の生活をどう過ごしているかがそこに現れるようだ。
できれば、練習や本番の前に、日常で差をつけるべきだったのだ。わざわざより、日々の何げないちょっとした心がけや努力が大事だったのだ。