好きなことは、うまくいかなくても楽しい。

「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。
この本のサブタイトルには、“失敗しても、楽しくなる32の方法”とあった。できれば、少しでも楽しい時間を過ごしたいと思うのは当然だ。でも、しばしばそんなことは忘れがちなことでもあるな。
そして、あげたフレーズの前には、うまくいかなくても、楽しいことが、好きなことだ、ともあった。いずれにしても、下手であっても自分が飽きずに継続できればそれが一番だということでもあろう。
ここには、「成功する」ということだけが、「好きなことをやっている」ではない、ともあった。それはそうだろう。好きなことだけやって、成功できるひとなんでごくわずかに違いない。
お金儲けをしたいいなら、イヤなことをしたほうが儲けられるようだ。イヤなことは誰もやりたがらない。お金儲けのコツはそうだそうだ。ここでの、結論は、うまくいかなくても、楽しいことをやろうだった。

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好きなことをしている人は、数字の話をしない。
「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。
好きなことをしていない人の会話には共通していることがあるらしい。それは会話の中に、必ず数字が多くなることだった。
その数字とは、「大きく」「偉く」「人に勝つ」という意味でもあった。好きなことをしている人は、会話にこのような意味の数字が出てこないようだ。
好きなことをやり始めて、いくら儲かった、どれだけ売れた、給料がどれだけ上がったなどは、好きなことから離れてる証拠らしい。
そもそも好きなことをやっている人は、それでどれだけ儲かるかなどは聞かないのだった。発想自体もたないようだ。ここでの、結論は「数字の話」をやめようだった。

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好きなことをしていると元気が出る。
「ヒラメキを、即、行動に移そう」中谷彰宏著より。
逆に好きでないことをしている時は、あまり元気が出ないというのも頷ける。好きなことなら、時間をやりくりして積極的に動けるものだ。
元気だから好きなことができるというわけでもなかった。まあ、ある程度の元気は必要だろうが。そもそも好きなことをやっていれば、集中してしまうものだ。
元気がないときは、何をやっても、面倒に思えてしまうものだ。まずは、好きなことをやって勢いをつけるという考え方も悪くないかもしれない。
そして、好きなことをやっているうちに、元気になって目が覚めるようだ。時間を忘れるほど好きなことが身近にあればいいのだろうな。